【出演】アーロン・エッカート, ミシェル・ロドリゲス, ラモン・ロドリゲス, ブリジット・モイナハン, Ne-Yo
【監督】 ジョナサン・リーベスマン
【時間】 116分
【DVDレンタル開始】 2011年
【内容】 あの「ロサンゼルスの戦い」から69年後、遂に“彼ら”が地球に上陸する日がやってきた――。 大量の流星群と思われる未知の物体が世界中に降り注ぎ、正体不明の何者かが海岸に出現、猛攻撃を受け各都市が崩壊する中、 ロサンゼルスも瞬く間に壊滅寸前に追い込まれる。だが逃げ遅れた3人の子供を含む民間人5人がロス西警察署に取り残されていた。
救出のため駆り出されたのは、マルチネス少尉以下、退役間際のナンツ軍曹、過去ナンツの指揮下で兄を失ったロケット伍長、結婚式目前だったハリス伍長ら、10人からなる海兵隊2-5小隊。 人類が初めて遭遇する攻防戦は、目に見えない敵との接近戦だった。廃墟となった街、視界を遮る砂塵、 一人、また一人と激しい市街戦で仲間を失い、退路も失う中、果たして彼らは、そして人類は生き残れるのか―!?
ちょっとだけSF+市街地戦闘の映画。
1部隊を中心に描いているので、
スケール的にはこじんまりとしています。
この辺がおすすめ!!SF映画! |
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海兵隊VSエイリアン!!!
DVDのタイトルから想像すると
宇宙人と大規模な戦争を繰り広げる映画を想像しますが、違います。
確かに映画のストーリーでは、
世界的な大規模戦闘を繰り広げているのですが
映画中、メインで映されるのは
海兵隊「1小隊だけ」。
スケールとしては小さくこじんまりとしています。SF映画というとSF映画ですが、宇宙人が敵として出てくる以外の部分はSFという感じではありません。
宇宙人の武器も超兵器や超科学力というものではなく、人間の技術力をもう少しパワーアップさせた程度。バリアやレーザーという武器は持っていないようです。
この映画、前作のようなものがあったようですが、これだけ見ても
まるで問題なし。逆に何かつながりがあるの?と思ってしまいます(笑)
そこそこ面白いですが、残念な点と言えば
誰と戦っているのかよく分からない。
という点でしょうか。
戦闘の緊張感というものは出ているのですが、いかんせんエイリアンがあまり姿を見せません。いや、見せないといいますかハッキリバシッと映画内に登場してないのです。
走り去る姿!
一瞬パッと映る!
遠目で姿を確認できる!
というシーンが後半まで続きます。特に作り物丸出しではなく、造形もしっかりしているので、はじめからバーーーーーンと出してくれてよかったと思います。
後半からは堂々と登場しますけど・・・
相手がよく分からない不気味さを出したかったのでしょうか。この映画では逆効果です(爆)だってもう正体不明の相手はDVDタイトルからして、エイリアンだって分かってるんですから。
モンスターパニック映画であれば、最後の方まで隠していてもいいですが、アクション映画でドンパチする内容なのに、相手をぼんやりさせてしまう見せ方はイマイチと言えましょう。
そして、エイリアンの方へ一言、言いたい!!!
そんな装備で大丈夫か(笑)?
だって、エイリアンの歩兵部隊は、海兵隊とそんなに戦闘力は変わらないんです。銃を何発も打ち込まないと死なないというタフさがあるだけで重火器の威力はそんなに変わらず。
エイリアンが持ってる武器は、
人類の銃より、少〜しパワーアップした銃。
機動力があるUFO的な戦闘機。
2足歩行のロボット重火器。
そんな武器で世界を制圧できるの???ちょっと心配になります(笑)
空を飛ぶUFO的な兵器の性能がよかったから、世界に大打撃を与えれたようですが、もっといろいろな武器を用意しといてくださいよ〜〜〜〜〜〜。
ハッキリ言ってあの戦力でよく世界を制圧できたなぁ、と、私グレートは思います。もっとこう指令を出している巨大空母、あれの他に超爆裂な威力を持つ巨大レーザー砲みたいなのを撃ってきてほしかったですね。
SF好きな人は、見たこともない世界観が好きだと思うので、そういった意味で、この映画はSFというにはSF要素が少なすぎます。
どちらかというと、この映画をおすすめできるといえば、戦争系の銃撃戦が好きな人じゃないですかね。
エイリアンの戦闘力も人間の科学力と比べ、そんなに優れているわけじゃないですし、世界征服をされてしまう脅威も少なかったように思います。
SFだけど、SF要素が少ない。宇宙人が出てくるからSF映画のジャンルに入る。そういう意味では、内容的にも「第9地区」の方をおすすめしまっす。
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