【出演】 トーマス・ジェーン, マーシャ・ゲイ・ハーデン, ローリー・ホールデン, アンドレ・ブラウアー, トビー・ジョーンズ
【脚本&監督】スティーヴン・キング&フランク・ダラボン
【DVD販売・レンタル】 2008年
【時間】 125分
【あらすじ】 メイン州西部の全域が、未曾有の激しい雷雨にみまわれた。嵐に脅える住民たち。だが、その後に襲ってきた“霧”こそが、真の恐怖だったのだ。
その霧は街を覆いつくし、人々を閉じ込めてしまう。時を同じく、デイヴィッドとビリーの父子は食料を買出しに行ったスーパー・マーケットで“霧”に閉じ込められてしまう。他の買い物客が建物の外に出ようとすると、次々に霧の中の何者かに襲われていく。
立ち往生を強いられる中、母の待つ家に帰ろうとビリー少年に哀願されるデイヴィッド。そしてある決意を固めて絶望的な状況の中、父子での決死の脱出を図る二人の前についに姿を現す“霧”の正体とは? 人間は見たことのない恐怖の前にどのような選択をするのか。そして奇怪な霧に閉じ込められた人々の運命やいかに!!!
おすすめホラー映画。
霧が街を包む。それは異様な出来事の始まりであった・・・
不安と恐怖、スーパーマーケットの外は地獄と化す!!!
この辺がおすすめホラーサスペンス映画! 内容的に1人で見ることをおすすめしまっす! |
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霧が街を包む!
そして、
霧の中には何かがいる・・・
噂の作品、ミストをレンタルして見ましたー。なんだか、ゆったりしたストーリーの立ち上がり。ぐぐっと開始15分に掴む物がなかったので、少々面白さに不安を感じていたのですが、結構楽しめました。
まぁ、楽しめたというと感想は、内容的に不謹慎なような気もしますが。
この映画、どういうものかというと
「モンスターパニック+現実離れした状況に置かれた人間の行動」
という2つが組み合わさって、できてます。
突然の嵐の後
街が霧につつまれただけで、 「日常が一変する」 ところも不気味です。数メートル先も見えない濃い霧が、この映画のポイント。先に何があるか全く分からない!!!という不安感を増大させてくれるのです。
そして、得体の知れない怪物が
映画開始 30分位 から出てきます。
さらに!街の人達のおバカな思考回路が、どんどん観客を不安にさせてくれます(汗) だ、だ、だ、だ、だめだってー。そんなことしちゃ・・・あーーーーー!!!わー、やめなさいって、そんなコトしてる場合じゃ・・・あーーーーーーー!!
ホラーに出てくる主人公達の行動にはいつもヒヤヒヤさせられます(滝汗)
まるで、硫酸の入ったコップを頭にのせ、そのまま緩やかなダンスをするが如く!案の定・・・・ ギャーーーーーース!!!!ですね。
ホラーテイストな作品ですが、グロテスクシーンは5〜8%程度。血がブシューーーーッというシーンはありますが、内蔵がドバーーーーッとか、頭がリアルに引きちぎれる、とかそういったシーンは無いのでホラーが苦手な人でも大丈夫でしょう。
ミストの見どころはここだぁ
霧の中に!
霧の中に何かいる!!!
一人の男性がスーパーマーケットに入ってきます。ここからだんだんと目が離せないようになってきます。はっはっは、何をバカなこと言ってるんだぃ?怪物?そんなのいるわけないじゃないか、バカバカしい。
この怪物が現実の物になるのにそう時間は、かかりません。
そして、怪物出現後から
生きるか死ぬかの展開がはじまるのです!!!
スーパーの中にいると安心なのか?
本当に外に怪物はいるのか?
という疑問から、数人が外に出ていきます。
その後、彼らは帰ってきません。悲鳴も聞こえません。
彼らは、どうなったのでしょうか?助かったのでしょうか?
それとも・・・
夜になると、でっかい虫のような生物がスーパーの明かりに集まってきます。なんだ、でっかい虫かぁ。 ・・・と思っていたらその虫を食べようとする奇怪な生き物が
ガラスに激突!
激突、激突!!!!
激突、激突、激突ーーーーー!!!
ガラスが!ガラスが〜〜〜!!!
・・・もう、後の展開はもうお分かりですね。
そして、隣の薬局に薬をとりに行こう!という主人公。よせばいいのに隣の薬局に行きます。薬局の中は暗い、めちゃ暗です。ここでも何かが起こる予感・・・(滝汗)
等々、なかなかに映画に引き込まれてはいきますが、残念ながら
テンポは少し悪いです。
その理由は、映画中、うるさいおばさんがしゃべってしゃべってしゃべりまくります!ここは、映画に必要なようですが、イライラします(爆)
そのしゃべり、少しまとめてくれないかぃ?と言いたくなります。そして、弁護士さんも、すぐ倉庫を見に行きなさいよー。駄々こねてる間に15分もたっちゃったよー。とかいろいろです。他にも無駄なしゃべりが多いです。
心理的な狙いがあるのでしょうが、テンポはもう少しスイスイお願いします。一般ピーポーの我々はそんなに深く考えないですら〜。
しかし、見ている側は、このやり取りも含め、どんどんと不安になっていきます。この辺りはうまいです。怪我の功名ってやつですか。
この先、何が起こるのか?あの生き物達は何なのか?外の怪物も恐いですが、スーパーの中にいる人々の行動も恐いのです。
外と中からの板挟みに不安感倍増!!!
あのうるさいおばさんが、2日目からは信者を増やし、狂信者のごとく、生き残るには生け贄をーーーーー!!!生け贄をささげるのじゃーーーーー!!!
と言いながら、主人公達のグループを見ている顔はゾッとします。
人々の目もはじめの頃とは変わってきます。この辺りも見どころ。
霧の中から脱出はできるのか?
怪物の正体は!
妻の生存の有無は?
そして、主人公達の運命はいかに!!!
ラストのネタバレ情報やラストの感想はこっちこっちー
ネタバレなので、よいこのみんなは見ちゃだめですよー。
世界観、よく出来ています。
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