【出演】 ウィル・スミス, タンディ・ニュートン, ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス
【監督】 ガブリエル・ムッチーノ
【時間】 117分
【DVD販売】 2008年
【あらすじ】 ウィル・スミスと、彼の実子が初共演!ホームレスから億万長者へとアメリカンドリームを実現させた親子の実話に基づいて描かれた奇跡の感動作!妻と5歳の息子の3人で暮らしていたクリスは、どん底の人生を送っていた。
ついには妻が出て行き、家を追い出され、預金も尽きてしまう。そんな彼が選んだ道とは、自分の才能を信じて一流の証券会社に入社することだった。愛する息子のため、過酷な戦いの日々が始まる…
幸せ=お金。そんな映画。
感動物じゃないです。
この辺がおすすめDVDレンタル作品! |
![]() |
なんだかとても・・・な生活ぶりに(涙)・・・
この映画、見ていてだんだんと悲しくなってきます。貧乏からだんだんと成功していくサクセスストーリーでも、感動物ではありません。最後の方まで、悲しさをプレゼント・フォーユーでーす。
主人公達はどこにでもいそうな夫婦です。取らぬ狸の皮算用、まずは、大量に機器を買いこんで売れず、貧乏になってしまっています。
どういう条件の場所にいるのかは分かりませんが、お金は、無いのに外食をする、バスに乗る、タクシーに乗る、とちょっとこの辺は意味が分かりませんでした。終始、考えなしの主人公にちょっと怒りマークがつくでしょう。
モーテルだと今住んでいるアパートよりも家賃は半額なら、はじめからそこに住みましょうよーーー(汗) 見たところ、結構普通の環境でしたよね?お金がないなら、無理にアパートに住んじゃいけませんよー。あの状況で、贅沢は敵だぁ〜〜〜。
実に痛々しい117分。
あのシーンも悲しくなります。これは、「タイムマシーンなんだよ」 ・・・も、もうそんな嘘はやめてーーーー(汗) 子供も気を使って嬉しそうに話を合わせてくれるところが、またも心が痛い・・・
嘘をついたり、あわてふためいたり、八つ当たりしたり、タクシー代がなく、逃げ出したりする主人公。周りも見ずに道路に飛び出したり、ちょっと考えなしなので、見ていてヒヤヒヤします。まさに、綱渡り人生。ある意味、名シーンがいっぱいです。
残念ながら、この主人公は応援したくなる要素が、少ないです。まぁ、世の中きれいごとじゃないんだ、ということをヒシヒシと伝えたいのでしょうか。
しかーーーーし!明日は、我が身。この映画を教訓にし、無駄を省いて貯蓄ちょ金魚になりましょう。ほへ?ブランド物のバックが欲しい?なぬ?おいしいイタリアンのお店ができたから食べに行く?カードで買えばお金が減らない、ですと。くーーーーーーーーーーーーーー、この〜〜〜〜〜、消費者の鏡っ(謎)
さてさて、この主人公は、口だけは達者なのです(爆)
見ていて、あー、またそんな嘘を言って。と、またも悲しくなってきます。会社の人に嘘をつき、周りの人に嘘をつき、そして、あげくの果てに、子供にまでうそをつきます。
あれは、間違いなく子供への優しさじゃないですよね?だって、「帰りにフットボールの試合を見に行こう」なんて、行く気もないのに言う主人公って一体・・・
さらに、バスケットボールのプロ選手になりたいという子供に向かって、「俺の子供なのに、そんなのなれるわけないさ。」とのお言葉にここでも心にグサリ。
うぎー、子供のときぐらい 「頑張ればなれるさ」 と
温かいお言葉をかけてあげてくださいよーーーー(涙)
終始、お金がなくなると、こうなっちゃうよ、気をつけようね。と忠告してくれているような。そういう意味ではありがたい教材のような映画です。そうった意味では無駄遣いをして、毎月毎月、給料を使いきって貯金額がゼロに近い方にはぜひ見てほしい映画と言えましょう。
映画を見終わって思ったことは、映画の終わり方からして、幸せになるためには、嘘をついても、なり振りかまわずお金のために必死に頑張る。そして、ここからが大事。
いい仕事につく!!!
そして、お金!マネー!!ゼニー!!!
というわけですね。ようはお金。お金さえあれば幸せになれる!
ということですねー。ヒャッホー、ゼニゼニーーー。
・・・な、なんという世知辛い現実。
あ、パッケージもちょっと駄目ですよ、ダメダメー。だって、DVDのパッケージ見た人の大抵は、あ、心温まるストーリーなんだねー、とか息子との絆を描いたような映画だと思ってしまいますよね。
映画の内容的にお金命!なんですから、ニヤリといやらしく笑った主人公をアップにして、お金をパッケージいっぱいに散りばめ、息子は小さく端っこで泣いている。これぞ、まさにベストマッチング(爆) くー、ゼニゼニー。
タイトルも「幸せのちから」というよりは、
いつもいきあたりばったり、口だけは達者だった私。
そんな私が、口先だけを武器に運良く掴んだ幸せ(お金持ち)への道。
そう、世の中お金が一番、それが心底、身にしみた。
家族よりも、お金。妻よりもお金。
子供に八つ当たりしながらも、毎日お金のことを考えた私。
1日1つ以上の嘘をつき、毎日が綱渡り!!!!
少しでも、踏み外したら、Go to hell! そんな私の半生記。
・・・ちょっと、長いけどこんな感じのタイトルですねー(笑)
だって、この映画を最後まで見ても、幸せのちからって言うのは、家族への愛でもなく、努力をする、ということもやや弱く、やっぱり運がなければダメって感じになっちゃってますよーーーーーーーーー(滝汗)
毎日が綱渡り。でも、ここまできたんだから、どん底まで行って、バシーっと見ている人が逃げ出すくらいの現実を、叩きつけてくれたほうがよかったような気もします。
現実なら、子供と一緒に飛び降り・・・か、それとも犯罪に手を染めるかですよね・・・ そして、どうするか死ぬほど迷ったあげく、
「そうだ、お金じゃないんだ、息子がいれば俺は幸せなんだ。
妻とも話し合って一緒にやりなおそう」
ということで終わって欲しかったもんです。
最後までゼニゼニー。
ゼニーが無いので息子にも八つ当たりしまくりです。
・・・いやはや、ゼニーの大切さを改めて実感できる映画といえましょう。
よーく考えよ〜、お金は大事だよ〜。ですね。よく、今の若い人はお金、お金ってそればかり。と言われていますが、世の中、まさにお金命。ということが映画でも表現されてましたねぇ。悲しいかな、幸せもお金で買える。それことが、目を背けられない現実と言えましょう。
NHKか何かのテレビで見たのですが、貧しい国の人たちは口を揃えてこう言うそうです。「お金があれば幸せになれる、お金が一番欲しい」と。ズシリときます、この言葉。説得力があります・・・
この映画を見れば、「お金より大事なものがある」という幻想よりも、「お金よりも大事なものはあるけれど、お金は恐ろしく大事な部類に入る」ということを心に刻めるでしょう。
最後まで、退屈せずに見れる映画としてプラス+10点。ただ、悲しくなるので、あんまり人にはおすすめできそうにありませぬ。ぬぅ〜。
超余談!
さーて、この映画のおさらい&質問です。ジャジャン。
毎日、超ラブラブ愛しているが
実は、所持金マイナス1000万円という事が発覚した彼、彼女 VS
前々から相談にのってくれていて、この人ちょっといいかも、と思っていた人が実は所持金+10億円持っていると発覚した彼、彼女。
さぁー、アナタは+10億円?
もしくは、愛のある−1000万円の彼、彼女?
どちらを選びマスカー?そりゃあ、もちろん愛があるんですから、マイナス1000万円が発覚したところで、こちらの彼、彼女ですよね。
こっちですよね、−1000万円。ね、ね、こっちですよね。あ、あれ?愛があるんだから、もちろん、もーちーろーーーんーーーーー、マイナス1000万円の彼、彼女の方ですよね???
毎日、利息を返すだけの日々ですが愛があれば大丈夫ですよね。家の門に張り紙を張られ、電話は鳴りっぱなし、扉をドンドン叩く音に怒鳴り声。毎日がスリリング。どちらを選ぶかは、そう!!!その答えはいつもアナタの心の中にある!ではでは、お後がよろしいようで。
クレジットカードのリボ払いでしこたま買い物してるアナタ!!!
携帯サイトで衝動買いしてる、アナタ!!!そうそうそうー、今、ちょっとムッとしたアナタです、ハィー。
リボだと、利息が高いってこと、知らないですと?
しかも、キャッシュカードがあれば、いくらでも買える。
お金が減ってる実感がない、ですとーーーー?
この〜〜〜〜、不景気の中の救世主っ!消費者の鏡っ!!!
ちなみに、余談ですが、定額給付金をくれるくれるー、と言ってありがたがってます、が!・・・あ、あれは自分で納めた自分のお金なんですけどー。あれって、税金ですから、もらうというより、返してもらう、ということで。
たった、1万2000円〜2万円を返してもらって、のちに消費税UPですと?
逆に、何倍も税を絞りとられて、あらまー・・・
「ドラマ ドラゴン桜」 曰く、賢い人に作られた銭ーゼニを搾り取る仕組み、気が付いても止めさせられないこのシステム。くれると思っている方が多いので、政府って、ありがたやムード突入。
く〜〜〜、搾り取られる側最高ーーーーーーー(滝涙)
あ、江戸時代も重税で庶民は苦しんでましたが、時代は移り変わってもそこんところは、今も変わらないんですね(爆) 士農工商制度もうまいこと農民を丸め込んで・・・昔の人もなかなかやりますねぇ。く〜〜〜〜〜〜〜、先祖代々、延々と搾り取られる側、国民最高ーーーーーーーー(滝涙)
スポンサードリンク |
スポンサードリンク