映画評論グレートシネマ

カーアクション映画!
ワイルドスピードX3

ワイルドスピードX3のDVD画像

【出演】ルーカス・ブラック, ナタリー・ケリー, BOW WOW, ブライアン・ティー, サンカン
【監督】ジャスティン・リン
【時間】108分

【あらすじ】
人気カーアクション・シリーズの第3弾は、東京が舞台。カリフォルニアの高校生ショーンが暴走事故を起こし、少年院送りになる代わりに、軍人の父が住む日本へ行くことになる。

家族、カップルで見ても安心。

主人公がまた変わります。ん〜、この映画はスル―しても可(笑)

人気シリーズ、ワイルドスピード。
    ですが、別物のような映画に・・・

カーアクション映画
どーなってしまったのよー、ワイルドさは?
カッコイイ走りは?一番の見せ場であるドリフトは?
そんな疑問を数多く投げかけてくれる作品です。

■ カーアクション映画の評論・感想 ■

ワーイワイワイ、ワイルドスピード!

どこに行ったの、ワイルドスピード!

X(エックス)ではなく、×(バツ)だったのかワイルドスピード!!!

一体何だったの、ワイルドー、スピードワドン!!ジョジョっ!

というわけでワイルドスピード3なだけに3回叫びました。首都高の中心でド迫力のカーアクションを期待していました。

が、しかし!!
何故に日本?何故にジャパン?作るのは焼きたて 『じゃパン』 だけでいいんだよー、グリーンだよー、的な映画評論をお届けします。ハリウッド系の映画が続編を日本に持ってきた場合はほぼ、100%近く内容も面白さも落ちます。今回もそうでしたねぇ(泣)

DVDレンタル屋さんに行くといつも貸し出し中!なんてこったい!そんなに人気があるんだねーーー。さすが、ワイルドスピードシリーズ。と、ワクワクしながらレンタルしました。でも、内心、舞台が日本ということで嫌な予感はしてましたたたたー。案の定、イマイチで眠くなりました。ぐー。

ツッコミどころ満載で違う意味で楽しめましたが・・・

DVDのメニュー画面では、ド迫力のカーアクションが展開されそうなムービーが流れてます。でも、

そんなアクションは全体の25%でしたねぇ。

ドリフトが見せ場のようですけど、えっ?ドリフトってどれ?あ、あれなの?え、もう終わりーーー?という感想が多いんじゃないでしょうか。

プロを使ったドリフトにこだわったようですが、すごさがさっぱり分かりませんでした(汗) むしろ、プロを使ったわりには最後のカーレースも顔のアップばっかりでなんのこっちゃいなー、と落胆。

せっかくのプロドライバーを惜しげもなく、俳優の顔だけアップに変えてしまう。その辺がワイルドなんですねーーー(汗)

見ている側としては、前作1、2同様 とにかく面白かったらそれでいい!ってな具合ですよ。ワイルドスピードシリーズだから内容も確かめずレンタルした人の70%はガックリ領域へGOGO!

駐車場でドリフトは難しいかもしれませんが、スピード感を殺してどーするんですかー。遅すぎる、狭すぎる、すごさが素人には分からない・・・
あの突っ込みがすごいんだよー。ブレーキワークがすごいよねー。って、わかんないですよーーーーーーー。あえてワイルドスピードなのに、スピード感を無くしてしまう演出。この辺もワイルドなんですねー(笑)

私グレート、車のことはよく知りませんが、1、2は単純に 「おー、カッコイイ!カーアクションだー!!マフィアに潜入でハラハラ。」、「命がけ、負けたら車没収。」 という分かりやすいストーリーで楽しめたのですが・・・

3は、日本でのスケールがあまりにも小さく迫力も薄かった。ストーリーをひねった?のかまとまりが悪く登場人物の印象が全て中途半端。

 

高校生のショーンは、女の子にちょっかいの連続(笑)

この主人公は一体何だったんでしょうか?
登場してカーレース開始!それはよかったんですが、凄腕ドライバーじゃないから、はじめっから負けかけ、反則的な近道で、ようやく勝つ。といった始末。車をドッカン、バッキン当てまくるところはワイルドでした。

主人公のショーンはとっても困ったちゃん。
「もうレースはするな!次やったら家を追い出すぞ!」 と言われた次の日に車に乗てます。もちろんレースもしちゃいます。

そして、問題続出の原因はショーンです。はじめのカーレースも、女の子にちょっかいを出しドカーン!!日本に飛ばされても女の子にちょっかいを出し、ドリフトを教えてくれたり、お世話になったハンが銃でズドーーン!!

つっかっかっていっては、車を壁にドカーーーン!
もう、お口ポカーーンです。命がけの潜入捜査で悪を逮捕したい!という信念があるわけでもなく、女の子にちょっかいを出したいだけの主人公。すぐ負ける主人公。 ・・・魅力が無さ過ぎる。

後半は、ドリフトが出来るようになります。
どうせなら、はじめっからその位ドリフトができて 次々とバトルを繰り返してほしかったです。あまりにも前置きが長すぎて、眠ちゃいましたよーーーー。

ラストの見せ場は、とにかく顔アップの連続!!
勝った瞬間も、えっ?勝ったの?位の印象で終わってしまいます。顔ばっかり、顔がメインのワイルドさに乾杯ー。

しかし、外国人(男)に学生服は似合いませんねー。ヒロインは制服姿セクシーなのに。主人公と友人のみょうちくりんな事。細かい設定は全部おおめに見ても肝心のカーアクションがあれではいけません。

ワイルドスピード1、2を見た人に絶対おすすめできません!!!
カーアクション映画は全て見る!ドリフトがちょっとでもあるなら全て見る!!って方にのみおすすめです。

そういえば、この映画は1、2、3通して監督が違うんですねぇ。いやはや、今回のチャレンジャーはイマイチちっくもいいとこですよー。

ワイルドスピード1、2が良かっただけに悲しい続編となってしまってます・・・今回はドリフトで首都高を駆け回り、大都会を疾走するんだねーーー、なんて思って、レンタルせずに買った人、アーメン、ラーメンミソラーメンでーす。

同じドリフトのカーアクションなら、間違いなく【頭文字D】をおすすめしまーす。全体的なストーリーのまとまりとバトルの演出はよく出来てます。

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