映画評論グレートシネマ

海外テレビドラマ!
無茶ぶり坊主人公が大活躍!
24(トゥエンティーフォー)

24-シーズン1のDVD画像

【出演】 キーファー・サザーランド, レスリー・ホープ
ジャック・バウアー…キーファー・サザーランド(小山力也)
テリー・バウアー…レスリー・ホープ(土井美加)
キンバリー・バウアー…エリシャ・カスバート(園崎未恵)
ニーナ・マイヤーズ…サラ・クラーク(渡辺美佐)
パーマー上院議員…デニス・ヘイスバート(福田信昭)
【監督】スティーブン・ホプキンス
【DVD販売・レンタル開始】 2003年
【時間】 127分

【あらすじ】 深夜0時過ぎ、CTUロス支局チーフ、ジャック・バウアーに非常召集がかかった。大統領候補のパーマー上院議員の暗殺計画が発覚したのだ。山場は大統領予備選の今日、24時間。最悪なことに、事件にはCTUの人間が絡んでいるらしい。ジャックは上司ウォルシュの命を受け、内通者を探る単独捜査を開始する。

一方、ジャックの妻テリーは、夜中に家を抜け出した娘キムを心配していた。キムと一緒にいる友人ジャネットの父アランから電話が入り、2人は深夜の街を捜しまわる。同じ頃、ロス郊外を飛行中の旅客機がモハーベ砂漠上空で消息を絶っていた・・・

大ヒット海外テレビドラマです。 

この辺がおすすめ!!
予測不能のサスペンス海外ドラマ!

やってきた!やってきた!ジャックにかかわる者は、ろくな目に合わない!次にジャックの犠牲者になるのは誰だ!噂の海外ドラマ、24、結構楽しめます。

この辺が面白い

海外テレビドラマ 24(トゥエンティーフォー) ■

任せて安心できない!ハラハラする主人公登場!

2009年にいまさらですが、24を見ました。なんというか、いきなりシーズン3の1話を見て、ん〜、それほど見たい!というタイトルでもなかったのですが、あまりにも春のスペシャル番組が面白くないので、DVDレンタルというわけです(笑)

噂ほどではありませんでしたが、これはこれで結構面白いドラマです。
暇な時に最適な娯楽作と言えましょう。

主人公ジャックが、出てくると必ず全てをぶち壊して台無しにする行動ばかりで見ていてハラハラドキドキします(笑)交渉をぶち壊す!仲間を撃つ!間違ったら、すまない!と謝って許してもらう。

後先考えず行動し、相手の正論に動揺してしまう。などなど。

ドラマの展開は予測不能。

ジャックはいいとこがほとんど無い!いきあたりばったり!口先だけでその場しのぎ。運よく勝利。そして、すぐキレる!!!こんなタイプの主人公は初めてです(笑)

お、大人しくしててちょうだい。と言いたくなる場面多し。ストーリーも、いきあたりばったり感はいなめません。荒削りですが、シリーズ1作目にしては上々の出来。

ハチャメチャな展開連発ですが、多くの人が、安心して楽しめるドラマではないでしょうか。

 途中からそこそこ面白くなってきますが、
  24話も必要はない気がします。

16〜18話位でもう少しまとめてほしいです。シーズン1がツボに入れば、シーズン最終作まで続けて見てる人が多いようです。すごいぞジャック。君の魅力にみんなメロメロだぁ。私グレート、シリーズ1で落。代わりにメンタリストとフリンジ見ます。

 

ジャックの魅力はここだぁ〜(笑)

「面倒を起こすなよ」と一喝するジャック。
途中、ちょっとだけ出てくる捜査官に釘をさすジャック。はっはっはー。面倒を起こしてるのはジャック!あなたですよ、あなたーーーーーーーー。はっはっはー。

これほど、見ていて安心できない主人公がいまだかつていたでしょうか?
交渉を決裂させ、作戦をめちゃくちゃにし、どこかへ行ってしまう!

彼をささえる部下達、優秀です。ジャックよりも主人公の器にふさわしい彼らにスポットライトを当ててほしい(笑)

口だけは達者なジャック。その場しのぎをよく使います。・・・それと、このとき出てきた捜査官、目立ちすぎ!銃を構えて、隠れていないんだから、そりゃ見つかるでしょ〜。

「家族は俺が絶対守る」
守る、守ると口だけジャック・・・

少なくともテリーとキムは
3回は死んでますよ、
ジャーーーーーク。

助けに来る前に銃殺されててもおかしくない。さらにはジャックが来ないから、自力でなんとか解決する始末。

ジャックは、だ、だだだ、誰を守ってるのかな?パーマー上院議員かな?
でも、ジャックのせいで危機に遭遇するのでした(笑)

最後の最後まで、家族を守れず終了です。家族を守ったのは、テリーとトニー。ジャックは肝心なときにいない。必要なときにいなくて、危機が去り必要無くなったときに現れる。げ、げぴー。

そして、パーマー上院議員。チミにこそ主人公の称号を与えましょう(笑)

「不倫相手に妻の面倒をみさせるジャック」
ニーナ、君にはテリーのそばにいてほしいんだ。とジャック。ぐひーーーー、世間的に見て、その構図、キツイですよ(汗) 案の定、関係がバレて修羅場に。

わざわざ、ニーナを行かすなんて、
おつむが煮たってシチューになってますよね、ジャックさん・・・

「だんだんと、犯人に見えてくるジャック!」
通りがかりの女の人を銃で脅して誘拐!「キミにはすまないと思っている・・・」そこで、女の人は「私にも娘がいるの、成功を祈ってるわ」と言って去ろうとします。

しかーーーーーーし!そこはジャックです。
もう、想像できますね(笑)

銃を突きつけ「座っていろ!!!!」
「君にはすまないと思っている・・・」

「だったら、逃がして」と女の人。
うむ、ごもっともです。ごもっともな意見なんですが

「俺を甘く見るな!座っていろ!!!!」

キレます。まさに犯人そのもの。ジャックは、どんどん犯人化してきます(笑)
そして、また「君には、すまないと思っている。」との名言が出ます。普通なら、主人公に共感して手助けしてくれるところでしょうが、ジャックでは、人望がなさすぎてどうにもこうにも無理です。

ジャックが寝たふりをすると女の人が、ゆっくりと、ゆっくりと逃げ出そうとする、しかーーーーーーし、ギョロリと奴の目が開く!奴=ジャック!!

ほんとは起きてるんだよ「ぐおーっ、膝を打ち抜くぞ貴様ー!うぎぎーー」
ってな感じです。・・・もう、すっかり犯人役が板についてきました(汗)

「私情をはさみまくるジャック」
任務は後回し。怒り心頭のジャックは、大統領護衛をやめて家族を探しにどこへやら。私情最優先!

この職場、上司もニーナとジャックがどうしてそんな仲になったのか気になって、トニーはニーナが気になって、あっちもこっちも、みーーーーんな私情を挟んで仕事に支障あり(笑)

「逆ギレ、ジャック」
とりあえず、逆ギレします(笑) ジャックは、キレてばかり。犯人らしき相手をつかまえ、ニーナから「もし、間違ってたらどうするの?」という問いにしばし、沈黙。

「それは困る!どどど、どうしよう」って顔をします。でも、何も考えずにそれからも突っ走ります。間違っていたら、いつもの「すまない・・・」でごまかします(笑)

こ、こんな主人公、見たことなーい(笑)

「最後の決戦も逆切れ暴走決着」
娘のことでブチ切れたジャック。最後もほどよく暴走します!作戦など、まるでないのです!とにかく突進あるのみ!!!くーー、あいつを、ジャックを止めろー。人災だ〜(笑)

「信じる者は救われなかった、それはジャック」
これは、見れば分かります。信じなければ、いけない相手を間違ってます。
裏切り者を見つけれません・・・ 私情、最優先男(笑)

「交渉下手、というよりもジャックに交渉させてはいけない!」
警戒している相手に対して、探り方が下手です(汗)案の定すぐバレます。交渉下手すぎ。すんごく下手。も、もう、見てられません。

「主人公なのに人質をとる!盾にする!命乞いをする!」
いやー、こまでくればすごいですよ!人質を盾にして銃を頭につきつけます。ピンチになると、あっさり降伏、命乞い。相手を油断させる作戦じゃないですよ(爆)

ちょっと、ジャック、ジャック、ジャーーーーーック。今までの敵の行動を見ていたら許してくれそうにないのに、チャンスを棒にします。

案の定、ズドーーーーーーーーーーン・・・

逆転か?と思いきや、あっさり返り討ち。

「自分で危険を持ち込み自分で解決!」
ジャックは、ある意味すごいんです。パーマー上院議員を自ら危険に放り込み、間一髪のところでそれを自分で助ける。パーマーは俺が救ったんだーーー!!!と思っているようですが、そもそも、ジャックがいなかったら危機は訪れず。

狙撃者がいるぞー、誰が手引きしたんだーーーー!ジャックです!
だ、誰が○○を持ち込んだんだーーーーーー!ジャックです!

危険を呼びこむ男、ジャック。恐るべし・・・

「パーマー家、危機感なし」
命が狙われているというのに、終始パーマー家では、息子と娘の話ばっかり。狙撃者がやってきているというのに、その後も危機感はなし。どっしり構えている姿は、さすが主人公にふさわしい男です。

言動もブレがなく、安心して見ていられます。ジャックとは大違いっ!

「やる時はやる。じゃなく、しなくていいことをやる(笑)」
いくら無茶な主人公でも決めるときは決める!というのが、今までのドラマの鉄則。しかーし!このジャックは、決めるときでも、大無しにしてしまうある意味すごい男。

まるで、「八百屋さんで野菜を買ってきて。」歩いて5分のおつかいを頼まれているのに、戦車に乗りバズーカを打ちまくって街を破壊、人々を大混乱に陥れたあげく、八百屋さんも破壊し、おつかいを不可能にする!!

その尻拭いは優秀な部下が引き受ける。しかし!その破壊行為で街にはびこる悪の組織もついでに壊滅。人々からしぶしぶ表彰されてしまう。という感じでしょうか。

いきあたりばったり!「人違いかもしれない。」というセリフに無言・・・
動揺を隠せないジャック。しかし!もう後には引けない!拷問を続ける!絶対コイツが犯人だ!コイツが犯人であってほしい!!!

間違っていたら、すまない(笑)

間違いに気付いたとしても後にはひけない男道・・・

すごい思考回路!危なっかしくて見てられません。そんなハラハラドキドキのストーリーが展開。ジャックが出てくると、すんなり終わる物も終わらなくなる。

この問題児が放つ緊張感が
シリーズ人気の秘密と言えましょう。

番外編!

「家出少女的発想のキム!まさかうちの子も(笑)!」
夜遊び大好き人間キム。ドラッグパーティーでトラブルに巻き込まれます。あちゃー。「ママ、助けてって。」・・・言われてもねぇ。

じじじ、自業自得でしょう(爆)

あんまり知らない男にほいほいついてっちゃうんですから。当然、様々なリスクは覚悟して頂きたいっ!!!

途中、「あの子は、私が彼氏を狙ってると思ってるの。プンプン」とご満悦のキム。はて、はて?まさにその通りですよねキムキム(爆) だって、チューしてたじゃないですかーーーーーー、100%狙ってます(笑)

「最後まで懲りないキム。」
イタイキャラです。自分では、何もできない、口だけは達者。まさにジャックそっくり。

「あんた、何とかしてよ!」
「私を逃がして!ママ」
「どうしたの。ママ、大丈夫?」

と、名言連発です。自ら行動は起こさず。

「犯人に○○○されちゃう悲劇!ジャックの妻」
もー、目も当てられない大事件です。バカ娘をかばってテレビ放映できないことをされちゃいました。その後、バカ娘の発言「どうしたの。ママ、大丈夫?」

大丈夫って・・・
チミの方こそ、おつむ大丈夫(苦笑)?

「散々なお友達。」
まさに散々です。あまりにも可哀そう。工ロは身を滅ぼす。男女ともこの名言、お忘れなきよう・・・

なんでも聞きたがり!不幸真っ只中、テリー。
みなさんも、気づいたと思うますが、テリーは秘密の特殊機関を自由に行ったりきたりできます(笑)あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。部屋にはいったり、私用ですぐ電話をかけてきます。ま、まるで、自分の家でくつろいでいるかのように自由なのです。

そして、ドラマ中、ジャックジャックと連呼すること数十回。連呼しすぎっ!そして、あれこれと聞きすぎ!大人しくしていればいいものを。と思っていたら案の定、大ショック・・・最後の最後までさんざんなお方。

いかがだったでしょう。この破天荒な主人公の人気ドラマ。出来の悪い子ほどかわいい、という言葉があるようにこのドラマもそういう感じといえましょう・・・

できれば、出来のいい子でお願いしたかった。超絶、手間のかかる男ジャック、信頼もできなし、私グレート、彼の部下ならすぐ、異動届け出します(笑)

 

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