映画評論グレートシネマ

おすすめサスペンス映画!
雪山でリフトが止まる!
そして誰も助けに来ない!
フローズン

フローズンのDVD画像

【出演】 ケヴィン・ゼガーズ, ショーン・アシュモア, エマ・ベル
【監督】 アダム・グリーン
【時間】 93分
【DVDレンタル開始】 2007年

【内容】 もうスキー場には、行けない。 叫び声も凍りつく、体験型シチュエーション・パニック・スリラー!

日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうと、ダン、ジョー、パーカーの若者3人が乗り込んだリフトが、突然山上への途中で停止してしまう。

リフトの係員の勘違いで、運転をストップしたのだ。いくら大声で救助を求めても、大自然の真っただ中では誰にも悲鳴は届かない。 スキー場の営業は1週間後。ゲレンデの照明が消え、猛烈な吹雪にさらされたとき、携帯電話も食料も持たない3人は、自分たちが最悪の状況に陥ってしまったことを思い知らされる。

氷点下20度という血も凍りそうな極寒の暗闇の中、地上15メートルの空中に宙吊り状態で置き去りにされてしまったことを―。 スキー場を訪れた経験のある人ならば、誰もが一度は想像したことのある悪夢のようなワン・シチュエーション。

真冬の雪山のリフトに宙吊りにされる底なしの孤立感、若者たちの体力&気力を根こそぎ剥ぎ取る寒さと凍傷の恐ろしさ。 『SAW ソウ』シリーズのプロデューサーが仕掛ける、身も心も凍りつくような恐怖。

一人で見る映画。 

最後まで目がはなせない!

一般人3人、決意の時。ヒーローとは違うのですよ(爆)!!!

旧作100円デーにおすすめ!

この辺がおすすめ!!サスペンス映画!
スキー、スノボで必ず乗るのがリフト。もし、高い位置でリフトが止まったまま、放置されると一体どういうことになるのか、これは事件ですよ!!!

この辺が面白い

サスペンス映画の評論・感想

もしも、リフトが止まったら・・・

軽い気持ちで乗ったリフトが命取り!!!

密室系サスペンスの1つです。どこにでもいる大学生達がとんでもない場所で大ピンチになる映画です。まさか、こんなところで!!!

ありそうでなかった
シチュエーションの映画です。

リフトが止まって、スタッフや客が全員帰ってしまい、次の金曜日まで誰も来ない。このまま、ここにいれば、凍傷、食糧無し、水無し、疲弊、いろんな意味で死は確定です。

生きて帰るためには決断するしかない!!!

上か、下か!

自分ならどうこの状況にどう対処するのか、そういうことを考えながら見るのも面白いかと思います。そして、登場人物達はヒーローでも特殊部隊の隊員でもない一般人です。凍傷の知識も無い、サバイバル経験だって全くない、そんな彼らの行動はおかしいのではなく、普通なのかもしれません。

追い詰められた人間は、単純な行動に走る!!!

のですが、その1つとして、真っ先に行ったのがあれです。

リフト移動で、低いところもあれば高いところもあります。運悪く高い高〜いところでリフトがストップ。さらにはスタッフも客も全員帰ってしまうだなんて、運が悪いにもほどがあります。

自業自得といえば自業自得ですが、それにしてはキツイお仕置きですよこれは〜〜〜〜〜〜。

事件ですよ!

 

さて、日本のスキー場を思い描く人が多いと思いますが、ここは外国。

映画を面白く見るために必要なのは、
ここは日本では無い!ということ。

気温はなんと氷点下20度
もうはっきりいって、凍死します。何日も生きてられません。

しかも!高さはなんと15m
映画中では高さがはっきりわからず、でしたが恐ろしく高かったんです。

15mってもう脱出不可能でしょう・・・

さらに!!!
主人公達は凡人です。
そして、あのシチュエーション、頭を使って脱出は無理。

服やズボンを集めてロープを作る?
無理でしょう。奇跡的に成功しても残った人が凍死します。力技しかないわけであります。

そして、外国のスキー場は恐ろしく広い。山1個スキー場になってたり、何十Kmも上にあがるわけで簡単には下山できず・・・

 

このリフトに取り残されてしまった展開にもかかわらず最後まで目が離せない造りはそんじょそこらの映画よりも優秀だと思います。

ただ、少し残念な点は、
リフトの高さが分かりにくい

リフトと地面の高さがわかるように横からのショットを数秒入れてほしかった。
15mという高さがわからず、おしい。

もう1つは

これを許せるかどうか、という点ですが、ここは冒頭シーンにでも、「最近、このスキー場、上級コースで客が失踪するんだよ」とでも入れておけばスムーズだったわけです。そうすれば、「そうか、だから人が・・・」

となったわけです。はじめに張り紙で人物が出てましたが、あれではインパクトが弱すぎます。あんなのじゃ、誰も記憶してないでしょう(爆)

映画として面白テイストを1つ追加するということに関して狼の登場もよしとしますが、できれば居ない方がよかった。「狼の声が聞こえる!」、「あれは幻聴だよ」等、そいういったニュアンスでビクビクしながら進む、ということで。

そして、助けを求めにいってうっかり転落死している、
みたいな方がツッコまれなくてよかった、かもしれません。

 

グロイシーンあるといえばありますが、そんなにグロイとは思いませんが、ホラーが苦手な人は無理なのかなぁ、と思います。スーパーマーケットで見る肉のミンチ、魚の開きの方がよっぽどグロイですよ!!!だって、冷凍食品やハム、その他もろもろ、動物の死体ばっかりならんでるんですから〜(滝汗)

魚や牛達があの現場を見たら、ホラーを通り越してますよ・・・

 

それはさておき、楽しくキャピキャピ遊んでいた大学生達に襲いかかる不運の連続。事故というものはちょっとした不運の積み重ねが原因だったりします。笑っているアナタ!!!次はあなたの番かもしれませんよ・・・

個人的には一度、見ることをおすすめします。

でかけるときは行き先、何日行くのか家族には行ってから出かけましょう!

 

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