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アニメ映画!
真救世主伝説北斗の拳
ラオウ伝殉愛の章

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章のDVD画像

【出演】 阿部寛, 宇梶剛士, 柴咲コウ,
大塚明夫, 大塚芳忠
【時間】 95分

【あらすじ】 あのケンシロウが帰ってきた!今も絶大な人気を誇る「北斗の拳」が、“真救世主伝説”としてシリーズ化。神の拳を継ぐ者たちの、壮絶なる宿命の物語が始まる…。

 

グラフィックはすごく綺麗です。

んん〜、テレビアニメの方が面白かった(爆)

新作かと思ったらリメイクですね。ラオウは? 
かぺぺぺぺー!何回も見た北斗の拳がーーーーーー。台詞を覚えるくらい読み返した思い出の作品がーーー。リメイクで登場したにもかかわらず、これは一体・・・

この辺が面白い
■ アニメ映画の評論・感想 ■

お前はもう死んでいる!

で、お馴染みの北斗の拳。映画化という事で非常ーに期待していました。というか、何故 シティーハンターといい、ルパンといい、ブレイブストーリー、カウボーイビバップ、スプリガン、アメンオサ、それからそれから。映画になるとこんなにパワーダウンしてしまうのか・・・

テレビの監督やスタッフ陣が作成したのでは無いのかなー?愛が感じられません、まさに「愛を取り戻せー。」です(汗) そろそろ、アニメの映画化はレンタルしないようになりそうです(泣)

・・・お前はもう死んでいるというか、むしろ
お前達の方が死んでいる!!!

ラオウ殉愛の章:ラオウ、ラオウ、ラ王!!お湯をかけたらほらできたー。できたー、できたー、何ができたー。ラオウ!

ラオウって、大きな文字で書くと変な文字ですね(笑) ら、ラオウ殉愛の章?一体何が殉愛?????何がラオウ???思わず、ラオーと連呼してしまいました。映画内でラオウを探してようやく見つけました。出番少なっ!!!タイトルからして、主役なのに出番ないじゃないのー。という活躍ぶりにお口ポカーン。

この映画の惜しいところは ただのリメイクにすればよかったのに、何を思ったのかラオウ側のシーンを中途半端に入れてしまったため、全体的に中途半端なリメイクに終わってます。欲張ってケンシロウのストーリーを入れず、ラオウの活躍のみを外伝的に描いたほうがよかったです。例えば、サウザー戦の前に実はラオウとある悪の軍団と一バトルがあった!みたいな・・・

あ、でも前の3話構成のオリジナルOVAもキツかったから
外伝にしてもダメかもねー(汗)

この映画を見る人は、【ラオウの物語】なんだ。と思うはず。
私、Mrアンダーソン的なニュアンスのMrグレートもそう思いました。が!ラオウは、とりあえず付け足しました位の登場。ラオウのシーンを全部無くしてのリメイクなら2時間で、サウザーがどうしてあーなってしまったのか、等も盛り込め、「あ、サウザーも心に傷を負ってたんだねー。」と、深みを出せたのに。あれではただの暴君です(汗)

北斗の拳はテーマの「愛」がしっかり盛り込まれていたから、悪役もすごくよかったのに。これはまるで別物・・・ タイトルの付け方もちょっと・・・ 2時間で充分収まる内容を何故わざわざ、収まらなくしてしまうのかその点も頂けません・・・ リンもバットも中途半端。あれ、いたの?みたいな。

あと、リメイクだったらあの、あの盛り上がる音楽が無くっちゃダメダメダメよ、ダメなのよ、です。終盤、いつもの音楽がかかったときは、やっと盛り上がるのか。と、思っていたらすぐ静かになってしまうし。

敵の登場シーン、そして、バトルシーン。定番のあの音楽がなきゃ盛り上がらないよーーーーーー。バトルシーンも少ない!悪100%の雑魚を蹴散らし、中ボス的な悪もあたたたたたーと倒し、そして、盛り上がったところでボス戦!!!村人のために戦う!

それが北斗の拳の醍醐味なのに。話の部分、長っ!!!テレビでは30分でまとまっていたじゃないですかー(泣) 残虐な悪党達をケンシロウがあたたたたーと倒していくあのシーン。そして、悪も悪なのに、みんな悲しみを背負っていて本当の悪じゃないところがよかったのに。

テレビシリーズでは荒削りなグラフィックでしたが、あれで充分です。もー、北斗の拳は、台詞を覚えるくらい読んだ私グレートにとって この映画はかなりキツかったです。テレビシリーズを見て面白い!という人がこの映画も最高だね。やっぱり北斗の拳は映画になっても最高だよー。なんて、思えるのでしょうか(泣)

この映画は北斗の拳を知ってる人が見る映画ですよね。皆さんは、この出来に納得したのでしょうか。あの深みのある物語のリメイク。

映像は確かに綺麗!
グラフィックは高水準!!

なんですが・・・

なんというか、絵は綺麗だけど内容が薄くなってしまった。そんなグラフィックオンリーな作品。愛が足りない・・・ この映画がテレビシリーズより面白い!!!というのは北斗の拳を何回も読んだり見たりした私グレートには出来ませんでした・・・ 続編もあるようですが、私グレート、ここでリタイアです。

おまけ
かなしー。かなしすぎる。北斗の拳が。北斗の拳が。思い出の作品がー。「お前はもう死んでいる。」、「愛などいらぬー。」の台詞はどこに。延滞料金も取られたしさ。延滞料金も。

グレートさん思い出に浸るのはいいけど
延滞料金は自分が悪いコロン。

修羅の国はね、修羅の国ではねー、名前の無い修羅でも1000人と戦えるくらい強いんだよね。だから修羅の名があるレイナはあんなに弱くないよね。戦闘シーンで三味線?・・・ん?延滞?延滞料金は私が悪い?延滞したのは私が悪い。悪い奴、お前はもう死んでいる・・・


カ:ワンコロ君、人はカナシイ事に直面すると、思い出に逃避してしまうものデス。思い出の世界にサヨナラー、デス。

ワ:さすが、カタクリさん。博学だコロン。じゃあ、グレートさんもかわいそうだけど、これでしばらくは静かになるから いいかもしれないコロン。



ぐおーーーーー。延滞料金の悲しみを背負った私グレートが、君達のヒコウをついて構成させてやるぞーーー!!2度と延滞しないようにーーーー。

うわわワワー!!グレートさん、暴走シマシタネ。ワンコロ君、逃げまショウ(汗)
わひー、そんなので叩かれたらヒコウをつく前に天国についちゃうコロン〜〜〜。
というか延滞したのはグレートさんだコロン〜。

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