この格闘アクション映画、とても面白かったです。
はじめの頃のフォは強いです。確かに強い。ですが、強いだけではダメなのです。フォは弟子にたかられ、財産を全て使い果たしてしまったり、親友の忠告も全く聞きません。
このときは、止めるんだ！フォーーーー。ファンタスティックゥーーーー、フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！
・・・ごほん。
ある武人と戦うときも、決闘は止めて明日にすればいいのに、とちょっとムカっときます。そして、案の定相手を必殺の一撃で殺してしまいます。あー、やっちゃったー（汗）
その後、弟子が「すいません師匠！ホントは私が悪いんです。」、「どうしても言い出せなくて」と言います。コラコラコラー。言い出せなくてってなんて恥ずかしがり屋さんっ。じゃなくて、とっとと正直に言いなさーい！照れるのはツルっパゲになってからですよー。
しかも、言い出せない割には、お酒飲んで楽しそうに宴会してましたよね。それっと罪じゃないの？まぁ、とにかく強いけどちゃんと考えないのが、フォの悲しいところです。そして、恨みをかわれ家族を殺されてしまいます。
しばらく、フォは姿を消し、どこかの農村で拾われます。しばらくここで暮らし、今までしてたきたことを改心します。この辺ちょっと眠くなります。
再び街に姿を現したフォは、表情が違います。はじめのころと比べると穏やかな顔になっています。そして、またアクションシーンの再開です。しかし、昔のような邪気は無く、フォは変わりました。フォはついに真の強さを得たのです。そう、父が昔、決闘に負けたのはわざとだったのです。父は真の強さを知っていたのですから・・・
ただ、一つ分からなかったのは、名前は忘れましたが何かの施設を作ったところです。あれはどういうものだったのかさっぱりでした。まぁ、きっと意義のある施設なんでしょうけど。そして、
最後の決闘、あっけなさすぎです。
さぁ、これから熱いラストアクションだねー。ファイヤー！！！！
ってときにあっさり終わってしまいます。この辺、ちょっと着色してほしかった。映画SPRIT（スピリット）、実在した人物を元にした映画です。彼の勇士は、国民に希望と誇りを与えたことでしょう。
どんなに鍛えて強くなっても毒でやられてしまう。これも悲しいですねぇ。
ただのアクション映画ではなく、実話に基づいて作られたこの映画。渋く深い内容で、アクションシーンもたくさんあり、面白い映画作品です。あまり宣伝してなかったので知らない人も多いのでは？一度、DVDレンタルしてもよいのでは、と思いまーす。
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