映画評論グレートシネマ

猿の惑星はここから始まった!
アクション映画!
猿の惑星:創世記(ジェネシス)

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のDVD画像

【出演】 ジェームズ・フランコ, フリーダ・ピント, ジョン・リスゴー, アンディ・サーキス
【監督】 ルパート・ワイアット
【時間】 105分

【DVDレンタル開始】 2012年

【あらすじ】 現代のサンフランシスコ。製薬会社ジェネシス社の研究所に勤める若き神経科学者、ウィルが実験のためアルツハイマー病の新薬を投与した一匹のチンパンジーが驚くべき知能を示した。ところが、そのチンパンジーは突如暴れ出した挙句、射殺されプロジェクトは中止されてしまう。

ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰り、“シーザー"と名付けて育てることに。3年後、すくすくと育ったシーザーとウィルとの間には本物の人間の親子のような強い絆が生まれており、同時に特殊な遺伝子を受け継いだシーザーは、類まれな知性を発揮し始めていく。しかし、ある事件がきっかけで、シーザーは人間の愚かさに失望してしまうのだった。そして、失望は地球上の生物の進化の概念を覆す「壮大な闘い」の序章へとつながっていく……。

人類文明の崩壊という『猿の惑星』シリーズで示されていたテーマの“起源”を描いたSFアクション。研究所に勤める神経科学者・ウィルによってアルツハイマー病の新薬を投与されたチンパンジーが、驚くべき知能を示すが…。“ベスト・ヒット。

ぐぬぬ、面白さ普通普通な映画です。
    無理にエピソード0を作る必要は無かったと思いますが・・・

知能の高い猿が登場する映画、猿の惑星のはじまりの物語。

この辺がおすすめアクション!
誰の要望があったのか、猿の惑星エピソード0的な映画が登場しましたっ!猿が人類を支配するきっかけ、それは人類による実験がきっかけだった。

高い知能を持った猿達、自由を求めて今、脱獄します(笑)

この辺が面白い

アクション映画の評論・感想

猿の惑星(創世記)、というよりは

猿の脱獄!

この映画、有名な猿の惑星のはじまり、というよりは脱獄映画ですね。ついつい暴行事件を起こしてしまった猿顔のシーザーは、公正施設と言う名の監獄に入れられてしまいます。

あえて、素晴らしいネーミングを提供しましょう。

はじめての脱獄!
(猿史上初、華麗なる脱獄)

なんだか、テレビ番組「はじめてのおつかい」、みたいですねー。おつかい気分で脱獄されるとは如何に。副題、猿史上初、というのはなんだか心惹かれるものが・・・・って、こんなタイトルじゃヒットしないよ〜〜〜〜〜〜〜(笑)

 

・・・さてさて

大人しくしていれば、迎えに来てくれる。そう思っていたが、そこは悪徳構成施設だった。賢い猿顔シーザーは、脱獄を決意するのだった。

そんな感じのストーリーですね。シーザー、はじめの頃は普通の
猿だったのですが、少し大きくなると・・・

そんな顔の人間いますよね〜
って位、猿顔に進化します。

はっきり言って、全然可愛くないです。むしろ、ローソンやコンビニでたむろしているバイクで爆音を出しているあの人達のような顔に。昔は可愛かったのに、ぐれちゃって、まー(笑)

いやぁ、これが進化ってやつなんですねー。

しかし、こうなってくると、ウィルも彼女とシーザーを2人っきりにはさせておけない。だって、シーザーは悪い顔してますから(爆)

可愛くなくなった猿顔のシーザー、これで、甘えてくるんだから、ちょっと絵的に頂けない。

中身は子供、見た目は猿顔のおっさん?
反抗的な目つきがチャームポイント。

どんな事件を起こしても、
クッキーを使って脱獄するヨ(笑)!

そう、実験により知能が他の猿よりも数倍賢くなったシーザーの武器、それはクッキーなんです。クッキーを使って猿という囚人達を仲間にしていきます。

その姿はまるで、白い粉を渡し、人々を買収していくが如し。

シーザーは、また1つ進化してしまったわけです。

人間達の眼を盗み、クッキーと自由を与え、確実に公正施設の親分になっていくサクセスストーリーが展開されていきます。下っ端だったシーザーがトップに上り詰めた理由。それがクッキーだったわけですねー。

みなさんも、檻に入る前にはクッキー、お忘れなく〜。地獄の沙汰もクッキー次第、といいますしね。

そんなこんなで、薬によって知能が高くなったシーザーの物語、映画、猿の脱獄・・・もとい猿の惑星ジェネシスですが、薬を投与され、徐々に賢くなっていく様が描かれています。

猿の惑星に続く、といいますが、正直、つじつま合わせは何でもできそうです(爆)。

公正施設から脱獄し、彼らの安息の地へいざゆかん。猿の惑星、それはここからはじまったようです・・・

 

この映画の残念な点はここー。

もっと知能の高い猿にしてほしかった・・・

薬によって、確かに知能は高くなりました。えー、高くなりましたとも。ダントツでしょう。っしかし!!!知能が高いのに、脱獄後にも一ひねりあってほしかったものです。

機械を操作し、街を停電させるとかそんな物を使った演出がほしい!脱獄後、あれはあれでよかったかもしれませんが、結構力押しな部分ありましたし、正面突破ではなかったものの、何か知能の高さを見せつけてほしかったですねぇ。

知能が高くなくても正面突破はやめよう・・・と思いますよね。しかも、昼間ですよ。霧が出てたのは偶然ですし、下手すりゃ全滅です(爆)

この脱獄は、

賢ければ、これは人間でもできること。

猿が惑星を支配できるだけの知能を持っている、「猿だけにしかできない」という知能の片鱗を見せてほしかったですねぇ。ネタバレになるので言いませんが、あれで人類は猿に支配されたんですねぇ・・・

 

誰が望んだのか、ジェネシス(エピソード0)・・・脱獄編(笑)。

続編を望んだのは映画業界デスカ?
猿の惑星のはじまりを見たい!等という要望はきっとなかったでしょう。あれば、とっくの昔に製作してますから(爆) 技術的に昔でも、全く問題なく作れる映画内容ですし・・・

そう、不景気という名の荒波が映画業界にも吹き荒れているのです。で、てっとり早く過去の人気映画をリメイク&エピソード0を作れば人もそこそこ入る。というわけですね。

3Dが出だしてもう数年ですが、あまり飛び出さない3D映画は、ただの割増料金映画として定着してしまいました。そりゃ、映画見に行く人減ってくるよ〜。レンタル開始も早くなりましたし。大画面で映画を見れるテレビも安くなってきましたし。

 

超余談。

さて、映画の中では猿の事件により人類は滅亡の危機を迎え
【映画、猿の惑星】へと突入するわけですが

現実世界の日本もり利権を貪る「日本国」に巣くう悪魔達によって、滅亡(衰退)への扉が開かれています。

少子化を止めるのではなく、あえて超少子化に突き進む。これがベストだと思いますねぇ。これからの世代は今以上に、恐ろしい不景気時代へ突入の中、生活をしないといけないわけですし。

テレビで日本の技術はすごい!と最近やたら連呼してますが!テレビがピーピー騒ぎだしたら、終わり。ということが多いです。

日本の技術、確かに高いです。でも、韓国や外国へ流出しまくりで、他の国もメキメキ差が詰まってきてます(爆)赤字になったらリストラ&早期退職で人材流出。出来る人から辞めていくので。そしてっ!最大の問題点は!!!

無能な経営トップ集団はそのまま残る。指揮官が無能なら兵士は全滅ですヨ(爆) だって、いつも正面突破!それしかできないんですから。まったく力押しのシュミレーションゲームじゃないんだから(笑)

頭脳であるトップ集団はそのまま、兵士だけを入れ替えて一体何をしたいのか?その時点で日本沈没、ついに地獄の門は開いたのです。そう、衰退という名の亡者達が今、日本に這い出してきてますゾ。

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