映画評論グレートシネマ

ジェットリー主演、アクション映画!
ダニーザドッグ

ダニーザドッグのDVD画像

【出演】 ジェット・リー, モーガン・フリーマン, ボブ・ホスキンス, ケリー・コンドン, ディラン・ブラウン
【監督】ルイ・レテリエ
【時間】103分
【DVD販売】 2006

【あらすじ】 わずか5歳でさらわれ、悪徳高利貸しのもとで首輪を外すと相手に襲いかかる殺人マシーン(=犬)として育てられたダニー。そんな彼は、ある日、盲目のピアニストのサムに助けられ、彼と交流していくうちに次第に人間らしい心を取り戻していくのだった・・・

家族、カップルで見ても安心。

んんん〜〜〜〜〜〜・・・

この辺がおすすめカーアクション映画
DVDレンタル作品!

ジェットリーが大好きな人におすすめです。首輪につながれ言いなりのジェットリーに萌えーなアナタにお届したい映画です。

この辺が面白い

アクション映画評論と感想

ジェットリー主演のアクション映画ダニー・ザ・ドッグ。首輪を外すと狂暴になり敵をボコスカ殴り倒すという設定は変わってて面白かったのですが・・・
どうにもこうにも微妙ーーーーーーな面白さでした。

よくばって、アクション+感動物にしたために、なんだか微妙なまとまりのストーリーに。ただ単に戦いオンリーの映画にしたほうが万人受けしたのでは。と思いました。闘技場のようなところで、母を殺した犯人がチャンピョンになっている!でも、そいつを倒した後に「ぐふ、犯人はあのオヤジだ・・・」、そしてラストバトルみたいな。

何度も連呼ですが、ストーリーが、ストーリーが、
なんとも微妙・・・です。なんといってもこの映画、

高利貸しの親父が目立ちすぎです(笑)
存在感がありすぎ!主人公が薄い・・・

オヤジの、あの肉厚!脂ぎった顔!ハゲ散らかしたピカピカ頭に、頭の中まで真っ白になりそうな白いスーツ。画面いっぱいに写る顔、顔、顔!!!アクションの迫力を消し去り、オヤジの顔で映画を一気にもっていってしまう存在感にびっくりです。

しかも、このオヤジさん、娼婦を連れてきては邪魔され激怒!!!
そして、ダニーをお説教!!!!

また、娼婦を連れてきては邪魔され激怒!!!お説教!!!!
とまー、この展開にただただ(汗)マークです・・・

 

気になる見どころは?

全体的にアクションは40分位と少なめですが、地下闘技場での戦いがアクションとしては一番の見所です。武器を持った4人の悪者と同時対決!!!狭い空間でもダニーは敵をすんでのところで倒してきます。斧や槍、剣等をかわしながらスリリングな戦い、アクションはよかった。

ただ、内容が暗いので、アクションシーンがあって、敵を倒しても爽快感はゼロです。

見どころという見どころは、この辺だけでした(汗)

高利貸しのオヤジさんが撃たれていなくなったシーンからは、別の意味でハラハラしました。なぜならば!ピアノ調律師のサムに拾われ、まったりぐたっりもったりモチモチモードの穏やかで波の無い展開が20〜25分位続きます。(汗)

買い物に行ったり、アイスクリームを食べたり、お迎えに行ったり、ピアノを弾いたりそれはもう、まったりです。ええ、そうですとも。悪のオヤジも仲間も撃たれていなくなり、開始40分から、このまったりモードのまま・・・

映画が、終わってしまうのかと思いましたよー!!

はぁはぁ、危ない危ない。でも、そうは問屋がおろしません。オヤジは実は生きていた!というから困ったちゃん。画面所狭しと現れるオヤジの存在感に恐怖の日々がはじまるのです(笑)!

ダニーザドッグは、「感動物」のような事をパッケージには書いてありましたが

一体どの辺が「感動物???」

最後まで分かりませんでした(汗)
なにせ、拾ってくれたサムやお嬢さんがさらわれ、助けに行きダニーが撃たれて死亡。ってことも無く、明るい終わり方でも無かったですし。どどど、どうなんでしょうか。しいていうならやはり「微妙」です!

最後の決着シーン。脂ぎったオヤジにとどめを刺そうとするダニーに、盲目のサムは「止めるんだ!そんなことをすれば君もそいつと同じになる」なんてことを言ってくれます。くーーーー、サム、その通りだよ。納得はできないけど、オヤジを刑務所に叩き込んで、罪を償わすんだねーーー。

と、思っていたら! 盲目のサムが
花瓶で見事にとどめ
をさしてくれました!!

頭をピンポイントにとどめです。見えてるねサムは。えー、見えてますとも、でないと今までの行動はおかしーーーーー。 ・・・というか、それなら自らの手でとどめを刺してあげたほうがよかったようなよくないような・・・

ん〜、ダニーザドッグ、微妙です。

・ジェットリーファンは100点。  ・一般志向は40〜60点。

 

超、おまけ談義!

 

いやー、この映画を見てるとワンコロを拾ったときの事を思い出したよー。懐かしいなぁ〜。

あれは確か、暑い暑い夏の日じゃった・・・

回想シーン

  

ワンワン〜、やめてコロン〜。

オラオラー、何だこの変な動物はー。お、しゃべったぞー。モノマネしてみろー。


ほっほっほ。
これこれ、そこのチルドレン達。一寸の虫にも100%のエナジー。動物をいじめちゃいかんよ。動物はねー、こうやってなでてやると喜ぶんですよー。


よーしよしよしよしよしよしよし、よーしよしよしよしよし
よーしよしよし、よしよしよし、
よ死ーーーー。
眠れ、安らかに(笑)

は、はぁー。お、おやびーん。あ、あ、あ、あのー、なんか最後、とどめをさすような言葉になってますけどーー。しかも、「小さい声で眠れ、安からに」って。(笑)ってわわわわ、笑えないー。

 

たたたたたた、助けてー。


よ−し、よしよしよしよし。って、あれ。
チルドレンがいない。これからがいいところだったのに。


さ、さささ、さっきのはちょっとビックリしたけど

わう〜、どこの誰だか知らないけど、
ありがとワンコロリン〜。


いやー、気にすることはないよ。
段ボール生活もいいけど、

このグレートとゼロからサクセスしないかーい?


回想シーン終わり

ズーーーーーーン。
我ながら、なんという良い話だ。
よし、着色を加えつつワンコロに延々と、
このストーリーを聞かせてやろう。


はう!
なんだか背中に悪寒が。
なにやらよからぬ事が起きそうだコロン〜。

というかそんな設定いつ出来たんだコロン〜。

 

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