映画評論グレートシネマ

アクション映画!
大統領が夜はヴァンパイアハンター!
リンカーン/秘密の書

リンカーン/秘密の書のDVD画像【出演】ベンジャミン・ウォーカー, ドミニク・クーパー, メアリー・エリザベス・ウィンステッド, ルーファス・シーウェル
【監督】ティムール・ベクマンベトフ
【DVD販売・レンタル開始】 2013年
【時間】 105分

【あらすじ】 幼い頃に母親を失ったリンカーンは、母を殺した犯人がこの国に潜む闇の勢力(ヴァンパイア)だと知る。復讐を誓った彼は、使い慣れた斧を手に、厳しい修行を積み重ねヴァンパイア・ハンターになる。

昼間は雑貨店で働き、夜は狩りをする二重生活を過ごす。壮絶な戦いが続く中、運命の女性メアリーと出会い結婚することにする。しかし、彼の努力も虚しく、ヴァンパイアたちは勢力を強めるばかり……。

さらに、政治家が奴隷をヴァンパイアの食料として売買しているという衝撃の事実を知るのだった。自分一人の力では太刀打ちできないと考えたリンカーンは、ヴァンパイアたちに対抗するため、奴隷解放を掲げ第16代大統領となり、人民たちを味方につけ、ヴァンパイアたちに戦いを挑むことを誓うのだが・・・

ちょっと変わった展開に。

アクション映画としては、まずまず???

家族、カップルで見てもOK。

この辺がおすすめ!!パニックアクション!
DVDレンタル作品!!

斧を使ったアクションでヴァンパイアを倒す異色のヴァンパイアハンターが登場。師匠はとっくに越えてしまったゼ(笑)

この辺が面白い

アクション映画・DVDの評論・感想

・・・リンカーンじゃなくてもいいんじゃなーい(爆)

いきなり、元も子も無い出だしですみませんっっっ(汗)
でもね、でもね、そう思ってしまうんです(爆)

斧を使ってバッタバッタとヴァンパイアを倒していく展開はそんなには無いです。アクションシーンは迫力はありますが、画面のアップが多いせいか、何をしているのかよく分からないところも多々あり。

馬がたくさん出てくるシーンでは馬の背の上で戦うようなシーン(見せ場の一つ)があるのですが、そこも土煙がもくもくして、迫力はあるんだけど、ちょっとわかりづらい・・・。

そして、毎度のことですが!!!!

ヴァンパイアが!!!!!

弱い・・・

なんなんですかね、外国のヴァンパイアはいつも、

シャーーーーーーーーーー!!!!とか言って顔が変化するだけ。今回は姿を消す、という特殊能力がありますが、銀の銃弾1発で死ぬし、斧の一撃でこれまたすぐコロリと死んでしまいます。

なんという弱さ、貧弱貧弱〜。ですよ、まったく・・・

シャーーーーー!!!!と言って顔が変化する演出、もう飽きたよ(爆)
シャーーーー!言う暇があったら攻撃してきなさい!

ジョジョの奇妙な冒険のように強いヴァンパイアはいないんですかね。日本のゲームのように最後のボスは変身したり、いろんな能力を持った敵がいてもいいと思うわけです。

ヴァンパイアが人間と比べ、怪力、身体能力の高さ以外に、たいした能力も無い。銃弾1発で死ぬのがいけません!!!バンパイアが銃弾食らってバタバタ死んでいくシーンを見てさらに弱すぎ・・・と思っていまいます。

別にリンカーンにしなくてもいいのでは?

と思ってしまうところが一番惜しいところ。なんというか全体的に中途半端なストーリーになってしまってます。アクションシーンや最初の方は面白そうと思うのですが、やや惜しい作品になっちゃいましたね。

 

ここがすごいぞ、リンカーン!

 師匠をあっさり越えた実力。そして器の大きさ!

師匠はネガティブなヴァンパイア。お前は何もわかっちゃいない、俺の言う通りにするんだ!家族を持っちゃいけない!

とかなんとか説教を言うんですが、リンカーンはあっさりそれを破って彼女作っちゃいます(笑)

昼は草食系!夜は肉食系!!!

ですね(笑)

師匠は一人づつ地味〜〜〜〜〜〜〜〜にヴァンパイアを狩っていこうとしますが、リンカーンはそれじゃダメだ!ということで方向転換。

大統領になって国単位でヴァンパイア対策するぞってわけです。師匠の言う事を聞いてチマチマ敵を倒していてもダメだったというわけですね(汗)

なんでもそうですが、ダメな師匠のもとにいると弟子も伸びません。そういうことですね、師匠〜〜〜(笑)

 

 意外とまったりした展開に×。

昼は普通の人、夜はヴァンパイアハンター。

ここがこの映画の一番のポイントだったように思うのですが、ここを活かしきれていないのです。夜になると命がけの死闘を繰り広げ、ようやく黒幕にたどり着く!!!

リンカーンという設定を無くし、そういう展開にした映画の方が面白かったと思います。意味無くリンカーンにしたもんだから、大統領になったり、それそんなに必要???と思うわけで(汗)

夜になってヴァンパイアと戦うシーンもショートカットでだいぶ省略されてます。

え?なぜそこをショートカット???

この映画は戦うシーンをメインにした方がいいです。リンカーンの歴史に沿っていこうとしたりするのも無理やり感あり(汗)

ヴァンパイアを倒しつつ、四天王的な敵と死闘を繰り広げ、最後の列車のシーンへ。で、よかったのでは????

妙に強かった最強のヴァンパイアもなぜか、銃弾1発で死ぬし、ラストシーンもややパワー不足。

全体的にストーリーを直せばA級映画になったはずですが、最後まで見ると普通、普通、という内容の映画でしたね。

 

 戦争に突入!このシーンを強化してもよかった。

ヴァンパイア退治のストーリーは昔からよくあります。せっかくリンカーンを主人公にしたんだから、最終決戦は南北戦争にもっと焦点を当ててもよかったように思います。

戦争もあっさり集結しすぎ(笑)

パワー型ヴァンパイア、非行型ヴァンパイア、姿を消すヴァンパイア、超音波ナ等で攻撃する遠距離型ヴァンパイア、銀の弾丸が効かないヴァンパイア、変身するスパイタイプ等、いろいろな特徴を持った敵を戦争に投入させ、

策を駆使して闘う!!!という方がこの映画のテイストにはあっていたように思います。

夜に狩っていたヴァンパイアにそれらの種類がいて、そうか、この部隊にはこの作戦でいこう!!!みたいな。

ん〜〜〜〜、もっと面白テイストの追加をお願いしたかった。

 

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