映画評論グレートシネマ

テレビドラマ!
山田太郎ものがたり(物語)

山田太郎ものがたり(物語)のDVD画像

【出演】 二宮和也、櫻井 翔、多部未華子、忍成修吾、大塚ちひろ
【製作】 2007

【あらすじ】 容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能…画に描いたような学園の王子様。財閥の御曹子とも名家の跡とりとも噂される彼が住む家とは…ビルの谷間に立つ、まるで掘っ立て小屋のような家。家族は6人の弟妹と、良家の育ちで経済感覚のまるでない母。生活を支えるのは高校生の長男のバイト代。まさに、絵に描いたような「ド貧乏」生活…。貧乏でもいつだって明るく、前向きに、たくましくきている山田一家。振り回されながらも、「やりくり」と「へそくり」に命をかけ、愉快に、そして全力で家族を愛する主人公・山田太郎の生き様をコメディータッチに描く。

この辺がおすすめ!貧乏を明るく描いたドラマ!
まだコメントにはもう少し話数が必要でーす。
しばし、お待ちを。とりあえず段ボール肉まんでも食べつつごゆるりとお待ちくださいな〜。あれ食べても味わかんないよねー。え?あれは日本に無いって。

インターネットですよ。インターネット。ええ、そうですそうです。今は、なんでもインターネットですよ。すごいねー便利だねー。一度は食べたい段ボーーーーール肉ーーーーー・・・いりませーん(笑)

この辺が面白い

テレビドラマの評論・感想

ただいまー、おかえりー。ただ今TBSより放映中の「山田太郎ものがたり」の評論、感想でーす。嵐ファンの皆様を刺激しないように私グレート最新の注意を払って、当たりさわりのなーい評論を。・・・とりあえず私グレート!!嵐の二宮君と桜井君はいい感じだと思います!!!

さてさて、それは置いといて。1〜3話と見ました、この貧乏を明るく楽しく描いたドラマ山田太郎ものがたり。いくつかお話を見ていると妙にドラマドラマしたわざとらしい?オーバーな玉の輿映像や王子様映像が所々入ってくるので、現実主義な人にはちょっと向いてないドラマでーす。

「山田君、かっこいいー。いいよねー。山田君ーーーー。」、「もー、私よ私ー。私が山田君と一緒に〜」、「いつ見ても素敵ねーーー。」と、きゃーきゃー騒がれているシーンもちょっと好き嫌いは分かれます。思わず私グレートも、苦笑いの中心でさらに苦笑い(笑) ん〜、毎回いい感じに苦笑えるのも魅力かと・・・

2話目:御村君の家に女装して
     メイドのアルバイトに行くお話でした。

このお話は結構よかったですよ。弟は野球がやりたいのにグローブやユニフォームを買えないのために野球が出来ません。しかも、この子は偉いことに「うちが貧乏だから・・・」なんて泣き言は一切言いません。僕は、野球なんていいよ。的な健気さがにくいです。くー、にくい演出。肉肉肉ダンボーーーーールにくまーんです。

メイドになってから頑固じいさんとのやりとりは結構面白いです。そして、面白いだけではなく、もったいない精神やちょっとホロリとさせるいい感じのストーリーで盛り上げてくれます。最後に野球を嬉しそうにプレイしていた弟に太郎も思わず笑顔でエンド。ん〜、ナイス太郎。

3話目:おばちゃんの弟子になり
     松坂牛争奪戦に燃えるお話です(笑)

1話目に出てきたインパクト大のおばちゃん再び登場です!種族は主婦ですね。クラスチェンジすると主婦ソルジャーになります(笑)

ここで私グレートが一番気に入ったセリフはこれだ!1、2、3ー!

「あんた、今死んだよ」

御村君が安売り商品を目の前で持ってかれたときのセリフ。くー、戦場なんですねー師匠!スーパーでの買い物術。一つ参考になりました。それって効果的ですねー。まるでボディブローのように地味だけどじわじわと効果は実を結ぶ。まさに古老の知恵!!!

牛取りの決戦で、御村君はどこへ?おばちゃんはどこへ?と思っていたら、あらま、そうだったの?と思わずホロリ。なんていい最後なんだー。ハァハァ。

4話目:山田太郎の父が登場。でも、面白さは・・・

4話目。このストーリーは非常におしかったです(汗)この4話を見た人は、かなりの確率であれ?なんかあんまり面白くないゾ。と思ったのでは。

1話は主人公の紹介
2話は御村君の紹介
3話は家族とはじめてのバーベキューをするため頑張る!
簡単に分けるとこんな感じの大きなテーマに沿って進んでいたのですが!

またも、大きな文字でが!!!がついてしまいまーす(汗)この4話。何故にあまり面白さが無いかというと、1時間にたくさんの事を詰め込みすぎて、まとまりきらなかったという事が起ってしまってます。

まず、が登場。これはいいとして、このお話は父だけの話にすればまとまったのですが、アーロンという子どもを出してきて何故か無口!家族に馴染めない!生意気!!というのです。

ストーリー的にあれ?それだけ。という印象が強かったです。「アーロンが何故無口で馴染めないのか、生意気なのかという過去のお話を持ってきてくれればよかったです。例えば、家族はみんな出稼ぎでいつも帰ってこない。ご飯もいつも一人きり。友達も出来ず、それが原因であんな風になっちゃったんだよ。あー、それでアーロンは笑わなくなっちゃったんだね。よーし、じゃあみんなで頑張って笑わしてあげよう。」と盛り上がってくるのですが、それが無かったために、何故そんなに頑張って笑わせたいの?とハテナマークになってしまいます。

着ぐるみシーンもあれれー????でした。何故、執事の磯谷さんが着ぐるみに????一体何のサプライズなんですかーーー?????下手だっていいじゃないですか!失敗したっていいじゃないですか!!!一生懸命演技する主人公がかっこいいのに替え玉事件です(笑)この替え玉に一体どんな意味があったのか。主人公の見せ場を奪ってまでする意味はどこに・・・

アーロンを笑わせたときも惜しいです。笑ったら次のシーンではもう家に帰っていないというじゃないですか(笑)感動も何もありませーん(汗)しかも、父もどっか行っちゃったですとー(笑)どいつもこいつもードドンガドーン。

このときも、笑ったあとに「お兄ちゃん、ありがとう。ホントは楽しかったよ。」位言ってくれたら、くーーーーーー、最後にホロリだったのに。

父、アーロン、そして、ちょこっとヒロインの新たな玉の輿話や御村君の過去っぽい事まで盛り込んだもんだから、もーてんやわんやーですよー。てーんやわーんや。という事になってイマイチちっくでした。

しかも父と母!パパンとママンよーーーーーい!!!アーロンを連れてきて、そのわがままぶりに「ふふふ、太郎はこの試練を乗り越えられるかしら。」「太郎にとっては試練だぞー」的な二人。自分たちは関係ないよー。アーロンを連れてきた父も当然のようにこの関係無い派の位置に。ここで私グレートいつもの苦笑いです!

これ以上山田太郎に試練を与えちゃ駄目ですよー(泣)試練はもう十分与えられちゃってますから。

母は、「太郎には、迷惑かけるけど・・・。」ですと???
もー、なんとも堂々と戦力外通知(笑)

父は父で生活費?「うちの者がやってくれますから」ですと???
い、いや、それは喜んで引き受けてくれてるわけじゃないですよー。感謝の気持ちゼローーーー。その重荷は太郎一人にのしかかり。普通の家族だったら即、家庭崩壊、空中分解、戦線離脱ですよーーーーーーーー。

しかも、無責任な父の問題発言がこれです(泣)
理事長曰く    「太郎君は進学しないそうですよ」
これに対し、父  「ん〜、それは太郎が決めることですから」

あれれれれーろろれれれ−−−−−−?太郎が決めることですからっておとっつぁーーーーーん!!!!しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃんとおちゃーん。太郎君はお金が無いからやむなく進学をあきらめてるんですよーーーー。それなのに、それなのに。くーーーーー、かなしー。家庭のお金事情で太郎に進学の選択はないんですよーーー(泣)そして、その原因は父と母だったりして(汗)

ここで、仮に父が「太郎、実は父ちゃんの絵が、1枚だけ高く売れたんだ。それで進学できるだけのお金が出来たけど、どうする?おまえ、進学したいか?」とまた旅に出る前に行ってくれたらグッとくるものがあるんですけどどどどー。

肉も食ったし、友達とも騒いだし、太郎はよく働くなぁ。進学もしないで変わった奴だなぁ。的なノリって一体。

くーーー、下には長々と家族愛の物語と書いたのに愛というか太郎の苦労話になるんですか?(苦笑)

ん〜。なにわともあれ次回に期待です。もし、次回もその次もイマイチだったら私グレート、撤退です(泣)

5話目:進路とお金どっちかが大事?

4話でガックリ。しかし、気になる5話はどうかというと・・・

面白かったです。やっぱり登場人物は今位がちょうどいいですよね。今回もちょっとホロリとくる内容でした。妹のために必死に働き、お金を稼ぎ、屋根の修理、林間学校の学費まで稼ぎます。大変!!!

ヒロインもお金命の玉の輿よりも、最後にはお金よりも大切な物に少しづつ気づきそうな予感。って、先生ちょっとキャラ目立ちすぎですよ(笑)なんか準主役なんですか?

6話目:山田太郎と池上隆子、
学生映画に大抜擢!?

どうやら、イマイチだったのは4話だけでもう大丈夫そうです。安心安心。今回は、学生映画に大抜擢!貧乏な役は太郎が。お金命のヒロイン役は隆子に決定。役柄がぴったりです。

そして、報酬はホットケーキの粉1袋とプール券。それが欲しいために必死で頑張ります!!!ホットケーキ1枚を家族全員で食べる。もう、この世知辛い世の中でこれほどホットケーキで盛り上がれますか!?

もったいない精神をフルに活用したこのドラマ。学校でもこのドラマをーーー。っは!!!見せたら逆に貧乏をネタにされる恐れあり(汗)

なにわともあれ、恥ずかしくなるような「家族のために」宣言の数々。

家族のために頑張らなくちゃ。そんな事言ってくれる子どもが一体今の日本に何人いるのやら。PS3で戦争ゲーム!モンスター刈って、リアルに飛び散る血しぶき。大人になったら病むかもねー。そんなときは山田太郎を見て、1週間ご飯と小魚(3口位の大きさ)だけ、お風呂には入らない生活をエンジョイしましょー!!!

そしたら、きっと1週間後、何もかもが素敵に見えてきます!!!


っづは!!!!
突然ですが、全ー然関係ないですが、「ししょう」と漢字変換すると「支障」と先に出てきますよー。「御村」の「みむら」もいつも変換されないから「おん」と「むら」で打ってます。どーですか、この見えない部分の健気な努力!だ、誰かほめてー(笑)誉めちぎってーーーーーー(笑PART2)

えー、いろいろとドラマ、映画、アニメと見ている私グレートですが、この山田太郎は貧乏を描いた点で良いところがいくかあるので箇条書きしてみました。

1・貧乏なのに悲観的ではない。
明るい貧乏。これがいいですね。前向きなのがいいです。見ていて暗い気持ちにならないところが実にいいです。1日の終わりに見るドラマはこうでなくっちゃ。って、マザー、マザラー、マザーテスト!!!お母さん。あんた働きなさいよ(汗)「うふふ、師匠に会ってみたいわぁ」じゃないですよー(汗)一体何考えてんねんパーマですよ、まったく・・・

2・もったいない精神と世の中、お金だけでは無いストーリー。
ここもいいですねー。スーパー、コンビニと食べ物を捨てる捨てる。毎日何万、何千トンもの食べ物を捨てて捨てて。スーパーでのお買い物もまさに命をかけた戦い、何でも最後まで使うことがすばらしくいいです。

ミート○ープや、段ボール肉まんも、ある意味もったいない精神???いいえ、それは違いまーーーーーーす。でも、賞味期限って結構すぎても大丈夫なんだー。や、牛と豚とか混ぜても誰も気づかない味になるんだー。人間の舌ってそんなもんですよねー。

高級食材と普通の食材。どっちが高級でしょーか。ってな事をしても分かんないですもんね。ん〜、災い転じて福となる。負の遺産が増えました(苦笑)ご家庭でも牛6割+豚4割。もしくは牛に水を混ぜて料を増やす。これを試してみては・・・何せ24年もだーれも気が付かないまさに神業調合ですから・・・

世の中、ホントはお金が一番なんです。外国の貧困にあえぐ人達も「お金が無くても幸せですか?」のアンケートにほぼ100%、NOと答えました。そうです、お金が一番です。

でも、お金が無くても幸せなんだ。というこのドラマを見て、
せめてドラマの中だけでも夢を見せてくれる。
そういった部分がいいんです。

お金が大事なんて事は誰だって知ってます、わかってます。このテーマに正しい答えなんて入らないんです。「お金が無くたって。」、「そうではあってほしくない」、という事を誰かが伝えてくれないいけません。そう言った意味でも、そのテーマを明るく取り入れている部分はプラスポイントでーす。

3・なんとも恥ずかしくなるような家族愛の連続。
家族の愛ですね。愛。このドラマを見て、パパンとママンとちゃんと向き合ってお話してくださいよ。家族は華続ですから。家族愛の連続に恥ずかしくなってる貴方!うぜー。と思ってる貴方!どちらもパパンとママンと一緒にご飯を食べて、そして、部屋のドアを開けてオープンに・・・

超!おまけ談義

カ:グレートさんも、タマニハ良いコト言イマスネ。

ワ:ワンコロリン。家族の愛って大事だコロン〜。

子供達:父ちゃん、父ちゃん。おなかすいたよー。僕達も牛が食べたいよー。

カ:オー、ソーリー。今月はモウ牛を買うマネーがナインダヨ。ゴメンネ。チルドレン。明日の給料日マデ待ってオクレ。

子供達:おなかすいたよー。


コンコン(ドアをたたく音)


ヤーッホ、ヤッホヤッホ、ヤッホッホ。
リアルな山田一家発見ー。今日は、牛肉がなんだか特売だったからお裾分けしに来たよー。さぁ食え、それ食え今すぐ肉食えー。

 

実家から人参とかジャガイモとか、いろんな野菜送ってきたからカタクリ君、ちょっともらってくれない?

カタクリ、お店の新製品あげる。
ジュースとケーキ、どっちも美味しい。

カ:イヤー、サンキューデース。ココモ何だか、
バーベキューできそうデスネ、ワンコロ君。

ワ:ワンワン、おいしいお肉と野菜、
デザートでみんなで乾杯するコロリン。

 

テレビドラマの項目に戻る   ・TOPへ

スポンサードリンク

人気ブログランキング
別ページにジャンプします。
たくさんの映画評論や映画情報が集まっている
ランキング形式のホームページです。映画情報が盛りだくさん。

スポンサードリンク