映画評論グレートシネマ

テレビドラマ!
バンビーノ

バンビーノ

【キャスト】松本潤(嵐)

【あらすじ】 大学生の主人公判。バイト先の店長に東京で修行することをすすめられる。そして、東京六本木のバッカナーレでヘルプとして働くことになるが・・・

 

 

 

 

■ テレビドラマの評論・感想 ■

ビーノ、ウーノ、バンビーノ。ハーイ。

思〜い出、ずっとずっと、思い出のまま。思い出のままで、置いていたかった・・・というわけで期待の新生ドラマ、「バンビーノ」です。

こここ、これは、どういう展開になるんでしょうか。爽快感がまるでありませんが(汗) 「仕事が終わり、さぁードラマでも。」と思っているアナタ!会社でも家でも超ブルー体験(泣)

料理人てみんな、あーなんでしょうか。
これを見た後、料理店では働くのは止めておこう・・・と思ってしまいますよー。

「今日からここで働かせてもらいます、○○です。」
笑顔ニッコリで入っても、雨の中、膝蹴り、ボディーブロー、地面に叩きつけられたあげく、ありがたいお言葉を頂けます。

「田舎へ帰んな!!!」
「鼻っぱしら、折れてるわよ!」
「挨拶は!!!!」
「辞めて帰れ!!」
「ホントに使えねーなテメーは!!!」

と思わず幽体離脱しそうなお褒めの言葉の雨あられ(滝汗)

というお言葉を頂戴できるドラマです。3話位からはウキウキ出来るのでしょうか???ドラマというより、ドキュメントですよね(苦笑)

3話以降に期待です。なんだか、ガンバル若者を描いたドラマというよりは、超ブルーになれるドラマのような気が・・・ 

思っていたのは、料理人にバカにされてもけなされてもピンチの時は、北海道のシェフの教えを思い出して、自分なりに活用。そして、ドギューーンと自分オリジナルのスーパーおいしい料理を作って、何か問題を解決していくようなお話だと思っていたのに。延々と最後の方までブルーになれます(苦笑)

見るのをやめて、9話からまた見てみました。

いやー、そろそろいい感じにストーリーも進んでるかな、と思い見てみましたよ、バンビーノ。ある意味面白いですねー、このドラマ(苦笑) 9話と言えばもうドラマでいうところの大詰めです。それなのに、それなのに、

ウェイターがすっかり板についてきた主人公!

いやー、私グレート間違ってました。これは料理人を目指す主人公が立派なウェイターになるドラマだったんですねー。もー、松本潤君のウェイター姿だけで視聴率がドガッと、とれそう。

いやぁ、参った参った。超ー参りました。そんな異色ドラマなんですね、はぃー。料理人からウェイターになってしまう。そこが新しい展開なんですねー、バンビー、ボンビー、パンピー。って!

・・・んなわけなーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!

ハァハァ・・・
危ない危ない。うっかり青春!ウェイター物語になるところでした(汗)

どうなんでしょうか、このドラマ。料理人を目指して、青春している若者を描いたにしては妙に物語の展開にストップがかかるんですよねぇ。ドラマなんだからもっとドラマ的な着色が無いと、これはもう、どうみてもドキュメントですよ、ドキュメント。

テレビを見ている方も背筋がピンとしてしまう!
もしくは怒られた気分になってしまう、そんなドラマ。

この点はある意味いいですね。何か失敗したとき、こっちまでびくびくしてしまうこのドラマ。うひー、怒られるー、す、ストレスがー、ストレスがー。とオタオタしてしまいまーす。主人公のバッカナーレスタッフに対する軽〜い一言も見ていて、それはちょっと・・・と何を言い返されるのかビクビクしてしまいまっす!

さらに、せっかく料理コンペで今までの頑張りをフルに発揮し、そして!ついに!!!ついにコンペで勝ち見事料理人へカムバッーーーーク!!!!!

だったらいいんですが、やっぱり俺コンペに参加するのやめます。
だなんて・・・ まだその時期じゃないよ、みたいなノリに。

もっと青春らしく

ウェイターも料理も両立させてやるんだ!!
それが一人前ってもんだ!!

と、前向きに青春に向かってまっしぐらに、がむしゃらに頑張ってほしかったです。ここからどんどん盛り上がってきそうだゾー!というところでいつもブレーキがかかるドラマなのでストレスがたまっちゃいます。仕事で疲れて帰ってきて、さぁ、ドラマでも。と思ったのに、さらに疲れる展開。

そんな現実身たっぷりのドラマが魅力といえば魅力でしょうか。

爽快感がほしかったです(汗)ピンチなときは、北海道のおやっさんの教えを武器に成功していくとか。ドラマ用にシナリオを変えてみるとか。原作を忠実に再現しすぎているのか、見ている方は果たしてどう思うのか。

見ていて、主人公のウェイターを頑張るゾ宣言に

よーし、ウェイターを見事やりとげるぞ!!(完)

になるのかと思っちゃいましたよー(汗)

料理人になろうとしていた心も「おーもいでずっとずっと、おーもいでーのまま。おわーーーーり」ですか(苦笑)ホールの仕事はすいすいこなしてるし、もうチミ、ホールスタッフでいいじゃん(爆)と思いました。

そして、一番残念なことは料理人を目指す主人公ですが、どーにもこーにも

肝心の料理人の魅力がいまいち伝わってこない・・・

厳しさだけが目について、どうしてそこまで頑張っているのかが、イマイチ分かりません、伝わってきません。マゾですか(苦笑)

父がすごい料理人だったから父を目指して。とか、そういう設定や回想シーンがあれば、もっとぐっ〜とよかったような気がします。

ただひたすらドキュメントちっくでちょっと疲れます・・・
熱血でひたすら頑張って、突っ走ってくれそうなのに、いつも盛り上がりそうなところで、止まってばかりですし(苦笑)

最後の最後ラストストーリーにもびっくり。今までドキュメントで料理人の世界を厳しく描いてきたにもかかわらず、いきなりイタリア?へ修行に行けてしまいます。

あれれー、そんなに簡単に雇ってくれるんだー。
と勘違いしちゃいますよーーーーーー。

パスタしか作れないのに?
しかも厨房に入ってほとんど時間たってないのに?

最後の最後、話数がないから終了させてやるゾー、的な終わらせ方はどうなんでしょう。まだ、料理人としてこの店でがんばっちゃるけん!!!というラストの方が締まりそうですけど、何か。

松本潤君が主役じゃなかったらドラマの人気は一体どうなっていたことやら・・・ あーらし、あーらしー、オーイエー。ドラマの主役はきみに決めた!もう、なにも考えなくても視聴率もばっちり。んー、60点・・・

「ライアーゲーム」のように突っ切った内容のドラマのほうが断然面白いのですが。この「バンビーノ」も「医龍」のように漫画を忠実に再現するんじゃなく、いろいろとドラマ風に着色をするとよかったかもめ。

 

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