映画評論グレートシネマ

サスペンス映画!
9人の見知らぬ男女が賞金目当てに
殺し合う?
NINE(ナイン)

NINE(ナイン)のDVD画像

【出演】 スージー・エイミー, イポリット・ジラルド, デニス・ホッパー, ケリー・ブルック
【監督】 スティーブン・R・モンロー
【時間】 90分
【DVD販売】 2008年

【内容】 9人の見知らぬ男女が1軒の家に拉致された。

「これは実験だ。生き残った1名だけが賞金500万ドルを手にして外へ出られる」

警察官のジェイが身につけていた銃は取り上げられておらず、犯人の意図は明らかだった。

最初は何とか冷静に振る舞っていた9人だが、与えられる食事は減らされ、室温は次第に上げられていく。500万ドルという賞金がちらつき、館の中は異常な雰囲気になっていく。人間の内なる本性がむき出しになった!もう誰にも止められない・・・最後に生き残るのは誰・・・

一人で見る映画 

パッケージの説明はおもしろそうだったのです、が・・・

惜しい!C級サスペンス。目指せB級(笑)!

この辺がおすすめ!!サスペンス映画!
惜しーーーーーーーー。意欲はありますが、実に惜しい!ストーリー展開にもう一声っ!!!!

この辺が面白い
■ サスペンス映画の評論・感想 ■

いやー、またもスルーしていたのに、マイファミリーが、マイファミリーが、DVDレンタルしてきてしまいますたー(笑)

ストーリーは、見知らぬ男女9人が謎の施設?に入れられ、賞金500万ドルを求め、お互いに殺し合う。というものです。ストーリーとしては、普通に楽しめそうなんですが・・・

ん〜、実に惜しい。
展開が実に平坦です。波がありませーん。SAWのパッケージによく似たDVDは、かなりの確率で山場等の波が弱い、弱すぎるーーーーーーーーーー。残念〜。

冒頭シーンは、なかなかに興味をそそられるはじまりだっただけに惜しいです。

この映画、ここってどぅなの?

9人で仲良くお酒飲んで、音楽じゃんじゃん鳴らすシーン
なんだか、エンディングっぽいですよー(滝汗) 中盤で、鍵が出てきて、それを使ってお酒の棚や音楽プレイヤーのある棚を開けます。そしたら、みんなで、ロックをガンガン鳴らして、踊ってウキウキ、楽しんじゃいます。

お、お、おーーーーーーーーーい。おいよーーーーーーい。エンディングになっちゃったの?って、また音楽変わって、無駄にこのシーン、長ーーーーーーーーーーーーーい(汗)

仮に楽しい雰囲気から一気に殺し合いになり、盛り上げる。っていう狙いだとしても長すぎて、逆効果ですよー。長くて、ダレました。ぐひー。


賞金500万円。でも、ウソ臭いから殺し合わない9人
このサスペンス映画のメインとなる殺し合いが最後の30分位からはじまりまっす(汗)それまでは、皆さん、とても賢いので、どうせ殺し合っても助けてくれないんだろ。とか、出口を探して部屋中を調べたり、一休みして様子を見たり、実に。実に現実的。

くれるかどうかも、そして、脱出させてくれるかどうかも分からない、殺し合いなんて、絶対にしません。えー、もちろんですとも。これぞ正常な思考ですねー。いやー、なかなか利口ですゾ。

って、それじゃ意味無ーーーーーーーーーーーい、ことないですか(笑)!
最後の最後、ほんとに最後のほうまで、殺し合いませーん(爆)


ついうっかりで2人殺傷(爆)

つーい、ついつい、つーい、ついつい、うっかり、うっかり八兵さん!!!な展開で、2人殺傷していまいます。ある意味危険な人達です。

邪魔だ!!!おっとっとー、ドカっ!!!!チーーーーーン。
おっとっと、まさしくおっとっとっ、ドカですよーーーーーーーー(苦笑)

この野郎ー、俺を閉じこめやがってーーー!!!ドカドカドカ。チーーーン。
ちょっと頭に血登りすぎだよぉ〜。怒ったら、すぐそれじゃー超危険!!!

や、やめなさい。やめなさいって。もーーーー、ドキューーーーン。チーーーン。あ、あのー、足を撃つだけでよかったのでは?いきなり脳天撃っちゃって。
詳しくは、DVDでー(笑)


かたくなに観察を続ける主催者

ここ、ここを変えてほしかったですねー。まずは、映画のタイトルやストーリーに沿って話をすすめるために、ここ重要でした。一番重要です。登場人物は、みんな超現実派。

そんな彼らを、無理矢理にでもその気にさせる。そんな設定があれば序盤からうひーーーーーーーー!助けてー!!殺さないでーーー!!!というハラハラヒヤヒヤ、の展開になったはずです。

例えば、「食事は、毎日1人づつしか出さない!」
これがベストです。これをやられたら、もうこの提案に乗るしかないですよね。お腹ぺこぺこペコちゃんになってくるんですから。脱出できるかどうか、賞金をくれるかどうか分からないがやるしかない!!!そんな状況を作り出してほしかった。


はたまた、主催者があらかじめ用意した一人の男を見せしめとして殺してしまいます。そしたら何百万ドルかが机の中からせり出してくる。そして、その一人死んだら正面の扉が少し開く。そう、一人死ぬ毎に賞金の一部が出、扉が開いていく。だったら、いやがおうにも、やる気の出る人がでてくるでしょう。

だとしたら、もっと盛り上がったような・・・ まずは、殺し合うようにし向ける策略がほしかったですねー。最後の30分まで平坦な映画の展開が惜しい・・・

はじめの方から、不安感や先の読めない展開に近い物があったので、Cランクにしてまっす。Dランクまではいかず、といったところです。惜しい。

最後のオチは、予想通り、ですね(笑)

 

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