【出演】アンジェリーナ・ジョリー, ジョン・マルコヴィッチ, ジェフリー・ドノヴァン, コルム・フィオール, エイミー・ライアン
【監督】 クリント・イーストウッド
【時間】 142分
【DVDレンタル開始】 2009年
【内容】 1928年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子・ウォルターと幸せな毎日を送る、シングル・マザーのクリスティン。
だがある日突然、クリスティンの勤務中に、家で留守番をしていたウォルターが失踪。誘拐か家出か分からないまま、行方不明の状態が続き、クリスティンは眠れない夜を過ごす。
そして5か月後。警察から息子が発見されたとの朗報を聞き、クリスティンは念願の再会を果たす。だが、彼女の前に現れたのは、最愛のウォルターではなく、彼によく似た、見知らぬ少年だった。
一部、残酷シーンあり、そういうのが苦手な人は×。
子どもが突如いなくなる、帰ってきたのは別の子だった!?
この辺がおすすめ!!サスペンス映画! |
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私の子供がいない!あの子はどこ!!!
ある日、ふと目を離したすきに一人息子がいなくなってしまいます。そして、子供が見つかったと警察官から連絡が入りますが・・・
アンジェリーナ・ジョリー主演、チェンジリング。派手なアクションも無ければ、派手なCGも一切無いですが、この映画、面白いです。まぁ、面白いというとこれは不謹慎な部類に入りますが。
警察官はよかった、見つかってよかった!と嬉しそうですが、見つかった子供は全くの別人。にもかかわらず、とりえあず、アナタは混乱してるんですよ。この子はあなたの子だ!!!
なんて、ゴリ押しする国家権力は恐ろしいものがあります。この子は違う子だ!というと「そんなことを言っていると大変な目にあいますよ・・・」
ん〜、今も昔も権力の恐ろしさは変わりませんね。国って恐い(爆)
息子が帰ってくるのを信じて待つ母。その悲しさと心に強く持った信念が演技から、あの少しやつれた顔から伝わってきます!
国家権力によって情報操作、隠蔽、そして監禁。挙句の果てには精神病として外にも出れないという恐ろしいところへ入れられてしまいます。
じわり、じわりと漂う重い空気が画面の向こうから漂い、救いの無い世界の扉が開くのデス!!!
・・・しかし、偽物の子供のあのふてぶてしい精神力にはまいりました。なんというこの曲がった根性!他人の家でママー。ですとー????
いわゆる外国人流に言うと、この嘘つきボーイめ、キサマのケツに頭を突っ込んでやる。って感じですねー(笑)
息子は生きているのか?
それとも死んでいるのか?
毎日のように探した息子は、とんでもないところにいた!救いの無いストーリーですが、これは隠れた名作といいますか考えさせられる神妙な映画です。
アンジェリーナ・ジョリー、息子を探し、希望と絶望の間にいる母親の役を見事に演じ切りました。
派手なCGも一切無いですが、映画にこの風味、
なかなか出せるものではありません。
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