【出演】 マルコム・マクダウェル, ブラッド・ドゥーリフ, シェリ・ムーン・ゾンビ, タイラー・メイン, スカウト・テイラー・コンプトン
【監督】 ロブ・ゾンビ
【DVDレンタル】 2010年
【時間】 109分
【あらすじ】 米イリノイ州の片田舎ハドンフィールド。ハロウィンの夜、可愛がっていた赤ん坊の妹を残し、母親の恋人と姉、そのボーイフレンドを惨殺した少年マイケル。17年後、異様な巨人へと成長した彼は精神病院を脱走し、呪われたマスクを再び被り妹を捜す殺戮を開始する…。ホラー映画の常識を切り裂くロブ・ゾンビ版「ハロウィン」は、観る者を戦慄の殺人ツアーへと容赦なく引きずり回す!
78年に公開されたジョン・カーペンターの大ヒットホラーを、ロブ・ゾンビがリメイク。イリノイ州の片田舎で暮らす少年・マイケルは、ハロウィンの夜に殺人事件を起こし精神病院に収容される。それから17年後…。
おすすめホラー映画。
人を殺す、彼にとってはそれは挨拶と同じ・・・
ハロウィンのマスクをかぶった怪力の殺人者現る!!!
沈黙、それがまた不気味です。
この辺がおすすめホラー映画! |
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かわいかったあの子も・・・
家庭環境の悪さからか、時が経つにつれ・・・
こんなにも邪悪に育ってしまいました(汗)!
幼少時代より、善悪の感情の欠落してしまったマイケル。精神障害という名だけではかたずけられない恐怖の黒い感情が彼を覆い尽くしてしまったのです!
ホラー映画と言えばいきなりモンスターのような殺人者が出てきますが、この映画は大量○殺をする前の子供時代のときの様子も見せてくれます。
いわゆる。「エピソード0」って感じの部分を少々。この部分があることによって殺人マシーンになってしまう前には少し人間的&子供的な部分もあったということが分かるわけです、はぃー。
冒頭からマイケル少年の家庭環境の悪さを見せてくれます。義理父は飲んだくれ、義理の娘をニヤニヤと見、マイケルをカマ野郎と呼びます。母親は頑張っても報われない悪い男にひっかかるお人。
仮面をかぶり、素顔を見せないマイケル。
そして、まったくしゃべらない寡黙な不気味さ。
しゃべらないのに、殺すときは勢いが違います。
映画中、よく見ていると「男性」はあっさりと迅速に殺し、「女性」は急所を外し、「助けて、助けてー」と泣き叫び弱っていく様子をじっくりと観察しながら殺します。この部分、恐いです。
男は、もしかすると反撃をうける可能性があるので、あっさりと仕留めます。
マイケルにとっては、人を殺すことは
朝起きて、朝ごはんを食べるような日常生活のささやかなワンシーンのようです(滝汗)
とりあえず、殺してみるってやつですね。
そして、この映画で恐いところは!!!
狭い家の中に奴がやってくる!!!
ということです。家って思ったより狭いんです。逃げる場所も隠れる場所もほとんど無いんです。しかも!!!マイケルは動きが早い。あの巨体なのに、迷いがまったくなく一直線にやってきます。
逃げるにしても家の中は狭い!電気がなければ暗い!助けて、助けてーーー!!と泣き叫ぶ住民や主人公達。
特に主人公なんて恐怖で黙っていられず、マイケルに追いかけられてからは叫んでばかりのパニック状態。見ているこっちもそれじゃすぐ見つかるよ〜とビクビクしてしまうのです!!!
狭ーい、暗ーい家の中、鍵がかかった扉で逃げれません。助けて助けてー。を連呼しながら必死の形相。「あ、開いた」と思ったらまた金網のバリケードが!!!後ろには奴が!奴が迫っている・・・
次々と殺されていく主人公の周りの人間達!
叫んでもハロウィンで周りは出払っていて誰もいない!!!
助けに来ても返り討ち!!!
あえて止めを刺さず、弱ったところをじっと観察!!!
しかもー!彼は、ただの殺人
大好き人間とは違います!
したたかに。隠れ、行動はすみやかに音も無くしのびより、絶対に仕留めれる位置に来た時、あえて姿を人に見せてから行動開始をするのです。
決して油断はしないのデス!
マイケルは人を殺しても満たされない、
人を殺さないともっと心が乾いていく。
そんな人物のような気がしました。って、
なんて迷惑な奴だぁ〜(爆)
そして、引き金は「誰もハロウィンに行ってくれなかったこと」ですね。
ただ、残念マイナスポイントなのは!!!
男女の「んん〜〜〜」なシーンが3つもあること。3つは多いでしょう(爆)
・・・1つで充分ですよ(爆)
3つも入ってるということは、殺されるシーンの度に「んん〜〜〜」なことをしているもんだから、そのイメージが頭に焼きついて、どうしてもちょっと面白さが落ちます。
はじめに1回、んん〜〜〜なシーンを持ってきたんだから2回目のんん〜〜〜シーンでは、んん〜〜〜がはじまる前に「何だ?何か物音しなかった?見てくるよ」と、階段を下りて行ったところでグサリッ!!!いうことにして頂きたい!!!
毎回、んん〜〜〜を最後まで見せようとするんだからっ(笑)!!!
・・・おほんっ。
しかし、それはさておき、おすすめホラー映画でございます。
マイケルは自分を気遣ってくれて嫌なことを言わない母と、同じく赤ん坊なので嫌なことを言わない妹が好きなんです。だから映画を見ていると子供のころは悪口を言った自分を殺しています。そして、大人になるとターゲットは区別無しにパワーアップ。
妹に会いたいが、その想いは屈折してしまっているのです!!!
普通なら「会いに来たよ。」で、いいのですが屈折してしまっているもんだから周りの人間を殺してしまう。マイケルは全てを消して、妹を一人にしてから会いたいようです。
ん〜、迷惑な奴ですねぇ(爆)
マイケルのあの名セリフ
マスクは醜い自分を隠してくれるんだよ・・・
人を殺したいという醜い自分をマスクで隠したつもりのマイケル。
でも、結局人を殺してしまう。あれー、醜い自分、隠せてないですけど(爆)
あなたの息子も、
ハロウィンに連れってあげないとこうなってしまうかもしれない・・・(滝汗)
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