映画評論グレートシネマ

おすすめディズニー映画!
かわいいねずみが料理を作る?
レミーのおいしいレストラン

レミーのおいしいレストランのDVD画像

【出演】
ルー・ロマーノ, パットン・オズワルト, イアン・ホルム, ブライアン・デネヒー, ピーター・ソーン
【監督】
ブラッド・バード
【時間】
111分
【DVD販売】
2007年

【内容】
料理が大好きなネズミのレミーは、一流レストランのシェフになることを夢見ていた。ある日、姿を家の主人に見つけられ、一族は巣を追われることに。レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちでパリの一軒のレストランにたどり着く。そこはレミーが尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった・・・

ディズニーアニメ映画。超絶おすすめです。

子供も大人も楽しめる、良作映画。

料理の達人は、なんとネズミでチュー。

この辺がグレートおすすめ!!
ねずみのレミーが料理を作る!まさにこれは、映像のエンターテイメントですね。冴えないリングイニとのコラボはまさに(笑)です!!!ディズニー映画で夢のあるストーリーをお届け。

■ アニメ評論・感想 ■

田舎で、料理とは無縁の暮らしてきた、ねずみのレミー。彼は、他のねずみ仲間とは違い、「残飯を食べたり、食べられる物ならなんでもいい。」というわけではなく、グルメちゃんなのです。

匂いでどんな具材かを見極め、今までにないおいしい料理を作ることを夢見ているのです。しかーーーーーーーーーーーーーし!それは、ねずみには不可能なこと。なにせ火とか包丁とか使えないですから(爆)

それでも、レミーは、他のねずみたちとは違い、料理をすることをあきらめないのです!!!いつまでも、前のめり、ショックを受けても、駆逐されかけても、それでも自分の好きなこと、自分のコレだ!!!と思うことに前進する姿は素晴らしいです!素晴らしいのデス!!!!


左:レミー(料理をするのは、このねずみちゃん。小さいけれど超一流)
右:操り人形的なリングイニ(笑)何にもしてないのにいいとこどりしてます(爆)

自分の意志を貫く姿、そして、冒険!!!さらにリングイニを操作するシーン、どんな料理ができるのかというワクワク感。料理を食べたみんながうわぁ〜、すごいっというシーンなどなど、どこを見ても面白さてんこ盛り!

実にいいです。面白いです。

 

・・・・・・・・・・・  主な登場人物はこちらー(他にもいるよ)   ・・・・・・・・・・・


左:コレット(シェフ)/リングイニに料理のコツを教えてくれる人。いわゆるツンツンしてるけど2人のときは甘んぼ。まさに業界用語でツンデレですねー(笑)

右:
スキナー(料理長)/見た目通りの悪い人。小さくて、そこがさらに小ずるさが出ているところが存在感あり。


左:イーゴ(料理評論家)/これまた悪そうな人。辛口、酷評で有名だそうです。料理にケチをつけることを生き甲斐にしているような(爆)
右:エミール(レミーの兄)/何も考えていないねずみ君。ちょっとした癒し系?

グストー(今は亡き天才シェフ)/ふとっちょな料理人。この人の料理本を読んでレミーは料理に興味を持ち、才能を開花させていくのです。

名言、「料理は誰にでも出来る」この言葉もこの映画のポイントとなる言葉です。いいこと言います。レミーの想像の中で、アドバイスをくれます。

 

見どころはココだぁ〜

スピード感あふれる、といいますかテンポがいい。料理をするときもリングイニの髪の毛を引っ張って操るところが超ナイスです!コミカル、そして、コメディーのようでいて、ねずみと人間、相容れない2人のなかなかに深いところも見せています。

リングイニの髪の毛をひっぱるとリングイニがまるでマシーンのように動くんです(笑) 発想が面白いです。料理の練習したりするシーンもだんだんと操作がうまくなってきているのが分かっていい感じです。

コミカルな動き(アニメーション)がまたいいんです!見ているだけでも面白い。これぞハリウッド式CGアニメの特徴です。そして、今回は、いつも製作者サイドにしか分からないような「毛」にもこだわってないようで、その点も実にいいです(爆)

その分、ストーリー構成や建物等が非常にこまかく描かれています。毛の書き込みの細かさ、リアルさは、そんなにこだわらなくても、正直どうでもいいですよーーー(爆)

とにかく、すごいんです。脱いでも脱がなくてもすごいんです(笑)!!!って、レミーは、ねずみなのではじめから全裸ですねーーー。恥ずかしー。

アニメだから、子どもの見る物だ。と決めつけず、むしろ

大人だからこそ、このアニメを見てほしい!!!!

料理シーンやレミーの動きを見ているだけでも確かに面白いんです。

面白いんですが、ねずみは、厨房では、いや家庭では駆除されてしまう、という悲しい存在なのです。

見つかれば命を狙われ、そして、料理を作っても名声はリングイニの物に。

ここがとても切ない部分なのです。レミーのあのシューーーンとした表情が悲しいです。見ていてガンバレ、ガンバレと応援したくなります。そして、たとえ駆除されるとしても、人間にうけいれられなくても、それでも

それでも、料理がしたい!!!!
おいしい料理を作りたい!!!!

という思いがグッとレミーの魅力を引き立てていきます。好きなことに一生懸命なレミー。家族と、そして、相容れない人間との共同生活、さらに、とまどい、悩み、でも、料理は忘れられない。そんな板挟み状態になっても前に向かってすすむ姿に人は、勇気を与えられるのではないでしょうか。

それを、わぁー、ねずみかわいいーーー。だけで済ましていいのでしょうか!!!・・・済ましても、まぁいいんですけど(爆)

しかし!!あえて、この深い部分もふまえ大人間隔で楽しむことを私はおすすめしまっす。深いんです、そして、いろいろな思いをこめたこのアニメ映画は、おすすめです。

そんな高品質な映画となっておりまっす。ワクワクする心、そして、いつでも好きなことに熱中していた、あのころに、あのこっろに、カムバックできます。

みんなで協力。家族の大切さも忘れない。
この辺もさすがです。自分のことを分かってくれない家族に対して、もういいよ的なことをレミーはしません。そして、家族も最後には分かってくれてあのラストシーンが生まれるのです。くーーーーーーーーーー、ナイスです。協力。そう、一人で出来なくてもみんながいれば大きなことが出来るんですねー。

見終わった後の余韻も何ともいえず心地よく、素晴らしい作品だと言えましょう。

レミーのおいしいレストラン、
おすすめなアニメ映画です。

最後の方のシーン。あの何を出しても酷評を書きそうなイーゴをしとめたあの料理。それこそがまさに、「料理は誰にでもできる。」の意味が込められているのです。

そう、誰もが料理を。
そして、誰もが人を感動させる物を、毎日作っているということなのです。

ディズニー映画なので、もちろん最後は、はっぴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、エンンンンン・・・・ ですね。

そして、本編で気になるシーン。コレットとのロマンスに興味津々な殿方諸君!ねずみを頭にのせればもしかするとー。職場でツンツンしているガールとの、ガールとの、ロマンス、ロマンス、ロマンスがーーーー。生まれーーーーーーーーーーーーー、ないとは思いますが、とりあえずファイオーーーー(爆)

ここ、すごく気になりますねー(笑)
いきなりチューで心揺れ動きますかー。良い子は真似しちゃダメっす。だって、いきなりチューして失敗したら学校でも職場でも、もう有名人っ!!!!!!

大ヒットしたのもうなずけます。

 

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