映画評論グレートシネマ

SFアクション映画!
ロボットがボクシングをする時代!
リアル・スティール

リアル・スティールのDVD画像

【出演】 ヒュー・ジャックマン, ダコタ・ゴヨ, エヴァンジェリン・リリー, アンソニー・マッキー, ケヴィン・デュランド
【監督】 ショーン・レヴィ
【時間】 127分

【DVDレンタル開始】 2012年

【あらすじ】 近未来、ボクシングは生身の人間のスポーツではなく高性能のロボットの死闘へと変化を遂げ、巨額の富が動く公式リーグに人々は熱狂していた―。元ボクサーのチャーリーは夢もプライドも失くした日々を送っていたが、自分がかつて捨てた息子とロボット格闘技の世界に新たな闘いを挑むことで次第に自分自身、そして親子の絆を取り戻していく・・・。巨大な高性能ロボットが死闘を繰り広げる大迫力の映像、そして自分を捨てた父に反発しながらも父を慕う少年と次第に絆を取り戻していく親子の姿に、興奮と感動が止まらない。

ヒュー・ジャックマン主演による感動作。高性能ロボットたちが死闘を繰り広げ、巨額の富が動く公式リーグに人々が熱狂する近未来。夢もプライドも失くした元ボクサーが、最愛の息子との絆を取り戻していく姿を描く。監督はショーン・レヴィ。

ロボットが人の代わりにボクシングをします!

ロボット=アトムを応援したくなります。

おすすめSFアクション映画。

カップルで見ても安心。

この辺がおすすめアクション!
男の中の男。命果てるまで戦う。
その生き様に乾杯です。頭の中まで〜筋肉っ(笑)

この辺が面白い

SFアクション映画の評論・感想

おすすめ映画です。

面白い映画、キタ―。
人間のボクシングが廃れ、ロボットを壊し合うより過激な暴力が求められる時代。いい感じに落ちぶれたダメ親父がひょんなことから息子を預かることに。

捨てられたロボットが勝ち進んでいく姿を見ていると応援したくなります。殴られても殴られても、倒れても、何も言わずに立ち上がって戦う。

元がスパーリングロボットだからか、打たれ強いのデス!煙を吹いて、電線が切れて、音声も認識できない、それでも戦う。この映画の影の主役は彼のような気がします。

しゃべらないけれど

ロボットだけど

感情があるように見えます!

役立たずになり捨てられた境遇のロボットを自分の姿と重ね合わせ、切ない一言にちょっとホロリとします。ロボット=アトムと何気ない夜の散歩に出かけるのですが、あの一言、切ないですねぇ。

個人的には日本語で見るのが
いいかな、と思います。

・・・いや、ロボットを拾ってくる、というか盗んでますよね(爆)
みんなからダメだ、ダメだ、と言われて捨てられた旧式ロボットが今、再び立ち上がる!スパーリングロボットゲットだぜ。

 

ここが面白い!

なんといってもロボット同士の戦い。パワーがあるから勝負はすぐ決まってしまいますが、鉄の塊が繰り出すパンチは威力絶大。戦闘シーンは迫力があります。そして、対戦にはお金をかけます。

お金が無い主人公達は負ければ、一文無し。そこで大勝負に出ますが、果たして結果は。

最後のお金で挑んだ試合、操縦者は

ゲームの得意な息子!

父は調子に乗って肝心なところで負けてしまいますが、息子の操縦するアトムの実力は・・・。あっさり勝つのか、と思っていたら大苦戦。まさか負けるのか、負けるのかー。と見ているこっちも焦ります。

ロボットをリモコンで操縦、
音声で操縦等、設定は面白いと思います。

ゲームが得意だが、実物を操縦するのははじめて。そこへ父のアドバイスが活きる!

黙ってファイティングポーズを撮り続けるアトム。拾ってくれたチャーリーの息子のために頑張るが如く、対戦相手とファイティングを続けます。

ボクシング会の不敗の戦士ゼウスに立ち向かう親子、勝利はどちらの手に!

アトムか、それともゼウスか・・・

しかし!!!試合が始まった瞬間
早々に2回のダウン!!!

これで、おしまいなのか?

スパーリングロボットの奇跡はここまでなのか、立て!立つんだ!

ジョーーーーーーーーー!じゃなかったアトム!
鉄腕の力を見せてやるんだ!

 

ただ、ちょっと残念なところはここだ〜

このアクション映画、面白いのでおすすめはおすすめですが、残念なところもいくつかあります。

そっれっは?

そっれっはっね。

1:戦闘シーンのボリュームが少ない

ここ!ここおしいです。見せ場で戦闘シーンが非常に少ない。リーグ戦に出るまでのショートカットでバシバシ終わるところはまぁよしてしても、リーグが始まってから1回勝っただけでチャンピョンと戦えるというのは早すぎです。

せめてリーグ戦であと2回=5分、5分の10分でいいからは試合がほしいです。ヒュージャックマンを無名の新人に差し替えれば、人件費浮いてあと2試合は入れられたはず(爆)

「え?もうチャンピョン決定戦???」と思った人も多かったのではないでしょうか?

ロボットの個性を活かしたキャラクターも少し足りなかったように思います。スピードのすごく速い敵、主人公達のマシンに細工をして思うように動かないようにする敵、等いかがでしょう。

 

2:息子がダンスを踊り、戦線離脱(笑)

これ!これっていいんですか?この映画、動物園の展開的を見て、息子がアトムを操縦し、父がアドバイスをして戦う。

二人三脚で試合をする内に親子の絆が元に戻っていく。ということかと思いましたが、あの1戦の後、息子はダンサーになってしまいました(笑)

最後の最後、連戦連勝の息子をゼウス側が恐れて誘拐し、父がロボットの動きを真似する機能でボクサーとして戦う。ということでもよかったような。

 

3:絆、それで回復する?

はっきり言って、長い年月、
深い溝が回復するような名シーン無かったですよ、ね(爆)

しいて言うなら、廃棄所で息子を崖から助けた、あれだけ。

 

4:親と子のコンビネーションを見せてくれぃ!

結局、父がアトムを操作することになっちゃいましたが、やはり役割分担は試合でもしてほしかったですねぇ。

操作は息子、敵の動きに合わせて、アドバイスは父。のような。息子は入場でダンスのみ。父が声でアトムを操作。では、ちょっと弱い・・・

あの大ぶりパンチが来たら、左手でガードして、下からアッパーだ。チャンスは一度しかないぞ!体がぶれた!次、来るぞ!!!とか、ボクサーの経験を活かしたアドバイス等を。

 

5:チャンピョン側のゼウスと因縁があればよかった。

連戦連勝のサクセスストーリーはよかったのですが、チャンピョン側と父は実は因縁があった。という設定があればよかったですねぇ。

特にゼウスは強いだけで、
悪者というわけでは無いですし。

主人公チャーリーを落ちぶれさせた理由を作ったのは実はゼウス運営側だった!と言う方が仇打ち見たいで、一気に挑戦というのも分かる気がしますが。

チャーリーはゼウス運営側の娘の父の圧力によって
ボクシングが出来なくなった、みたいな。

監督!生意気言ってすいませ〜ん。なんちゃって。

 

超、雑談

神様ーーーー、子供は親を選べない。
こんなことが許されていいのでしょうか。そ・こ・でっ!

生まれてくる前に 「産まれるのは漬物石か赤ちゃんか、2つに1つ制度」 を人類に導入しましょう。

生まれてくる赤ちゃんに妊娠中の親の生活ぶりを見せる、そしてっ!

この親の元に行きたい人〜、と決をとります。
そして〜、行きたい人が誰もいない・な・ら・ばっ。

産んで出てくるのは、漬物石デス(笑)

産んでも産んでも漬物石だと、一体どんな気分になるのやら。そうすれば、きっと心を入れ替えてまっとうな人間に生まれ変わるきっかけになるでしょう。

だってそうしないと、親によっては、生まれた瞬間、トイレや下水溝に捨てたり、ご飯をあげず餓死させたり、少し大きくなったら、盗みをさせたり、夜のお店に売り飛ばしたり、ろくなことが無いデスから・・・

スタート地点、重要です。

1年体験もあったらいいですね。1年経って嫌なら次の日から漬物石に変身。これだと産むのも、育てるのもすごい緊張感がありますなぁ(苦笑)

 

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