映画評論グレートシネマ

人気ゲームのアクション映画!
ストリートファイター
ザ・レジェンド・オブ・チュンリー

ザ・レジェンド・オブ・チュンリーのDVD画像

【出演】 クリスティン・クルック, 二ール・マクドノー, ダブー, クリス・クライン, ロビン・ショウ
【監督】 アンジェイ・バートコイァク
【時間】 99分

【DVD販売】 2009年

【あらすじ】 裕福な家庭で生まれ育った春麗<チュンリー。しかし、幼い彼女の前で突然、悪漢に父が拉致されてしまい、そのまま父の消息は途絶えてしまう・・・。それから10年後、ピアニストとして成長した春麗だが、母親も亡くなり天涯孤独に・・・。

そんなある日、彼女の前に不思議な男、元<ゲン>が現れる。彼は春麗の父親をさらった、秘密結社《シャドルー》と戦い、ずっと彼女を見守っていたのだ。元は春麗に「父親は生きている」と告げる。しかし、再会をするには真のストリートファイターとなり、巨大な敵と闘わねばならぬことを…。今、美しきストリートファイターの過酷な運命が幕をあける。

人気ゲームのアクション映画化。よくOK出しましたね(爆)

家族、カップルで見ても安心。

ストリートファイターとは名ばかり、別物です。

この辺がおすすめアクション!
ど、どの辺をおすすめすればよいのか・・・
この女優さんが気に入った人はどーぞ、という感じの映画です(爆)

この辺が面白い

アクション映画の評論・感想

はっきり言ってイマイチです・・・(爆)
チュンリー、迷走の日々。

ぐぬぬー、カプコンさん!!!!!この映画でよくOKサイン出しましたねー。この映画を見たらストリートファイターって面白くないんじゃない、と思われてしまうこの出来映え・・・

ゲームは面白いのにこれでは、ゲームにもイマイチなイメージを与えかねない危険な作品です。カプコンさん!!!これでOKを出すなんて、私ぁガッカリですよ、はひはひ。

ストリートファイターと名のつく、全くの別物映画という感じです。

かといって、別物映画として見ても
面白い・・・ということもなく(爆)

ゲーム、ストリートファイターが好きな監督に映画を作ってほしかったなぁ。これはどう見たってほとんどプレイしたことないでしょう。せめてシリーズを一通りプレイしてください・・・そして、人物設定の資料を読んでくだちぃ。

ここまで設定を変えてしまうのなら、もうチュンリーも銃をメインに使って悪の組織を倒す、というストーリーの方がよかったように思います。別物映画になっちゃってるので、無理に格闘にしなくてもいいです(爆)

この映画って、ゲームストリートファイターをやったことがある、もしくは知っている人が主に借りる映画ですよね?全く知らない人が進んでこの映画を借りるというのはそんなに無いにもかかわらず、この内容はいかがなものかと。

せめて、映画「鉄拳/TEKKEN」 位の内容でおとどけしてください。ゲームからの映画化作品であれば、断然あちらをおすすめします。

いや〜、しかし、なんなんでしょう、このある意味面白い展開は。もー、どうしちゃったのYO〜ってところをまとめてみましたー。

チュンリーは我が道をゆく!ある意味面白いゾ。

 子供チュンリー、父を助けず、寝室へカムバック(笑)

くーーーーーーー、このシーンで「えっ?」と思った私グレート。

なぜならば!!!ベガがサイコパワーか何かで子供チュンリーを寝室へ戻らせたなら分かるのですが、そういったこともなく、「この人たち恐い!」ということで寝室へ戻ってしまいます。

ちょちょちょちょーーーーーっと待ったーーーーーー!!!ここは、やはり子供チュンリーが泣きながら「パパー、パパーーーー」と泣きながら向かっていき、ベガかバイソンに攻撃を食らって意識を失う。

そして、「いつかきっとパパを捜すわ!」という決意を子供ながらに固める。ということにしてくださいよーーーーーーー。

もう、次の朝から普段の生活をしてます(汗)

「パパ、どこ行っちゃったのかなー。恐いおじちゃんに連れてかれたし・・・。まぁいいわ。さぁ、今日も遊びに行こ〜っと」って、そんな感じですよ(笑)

 一人ぼっち、組織スパイダーウェブ。

何か組織があって、ベガと日夜戦い続けているのかと思いきや、ほとんどメインは1人。一人ぼっちで孤高の狼ですかぁ。ん〜、さみしいー(笑)

どうせなら、スパイダーウェブとベガとの全面戦争でもすればよかったのに。

 ピアニストから進んで路上生活へ、迷走の日々。

ここ!!!!
この部分、変ですよー。チュンリーよ、大丈夫かぃ(爆)

意味不明な巻物を解読してもらってバンコクへ。それは、いいとして、何故か私財を捨てて路上生活をしながら、過去と決別する!とチュンリーの意志は堅いのです。

居場所をつかまれないように、したようですが・・・

あ、あのーーー、あのね、あのね、チュンリー。

そんなことしなくても・・・
もうゲンにもベガにもチミの存在は
掴まれてますから〜〜〜、残念〜〜〜(爆)。

むしろ、チュンリーはお金持ちなんだから1年位滞在して聞き込みしたりすればいいんですよー。あの感じからして、すぐ見つかってますよね(笑)

そして、大工の〜〜〜〜、じゃなかった、ゲンさん!!!

巻物に「秘奥義」でも書かれているのなら、いいんですけど、 内容は「バンコクに来い」ってことですよね。暗号にしなくても大丈夫ですよ〜〜〜〜。だって、あの巻物の存在、チュンリーしか知らないんですから・・・

むしろ、「チュンリーよ、ベガに会いたければバンコクに来い。」
でいきましょうよ〜〜〜。 あんな分かりにくい巻物で一体何を考えているのやら。

路上で寝泊まりして、すっかり落ちぶれた感の出てきたチュンリー。リーマンショックを食らって倒産したどこかの社長みたいになっちゃって・・・

あの路上生活に意味は無かったです(爆) 特に野生が磨かれたわけでもなく。ただ、空腹等で腹がたってチンピラと戦っただけ(笑)

 やたらと強いチンピラ。

ザコかと思っていたのに、拳法を使ったりやたらとてこずります。あのチンピラはあっさり倒してほしかったです。あの4人、ベガに匹敵する力を持っていますね(笑) その証拠にチンピラ倒した後に気を失いましたから。

あ、お腹は減ってないですよ。毎日、物乞い生活で慣れてますから(笑)
って、あの様子では、チュンリーはお金を全く持ってなかったんですよね。

お金も持たず、あ、あほですか、チュンリー(爆)
チュンリーの屋敷を見る限り、お金は結構持ってますよね????

 妙に目立つ刑事2人。

この刑事2人、いらないでしょう。もーーーーー、胸元開きっぱなしのフェロモン女刑事に、仕事どころではないご様子のナッシュ!!!

車での張り込みシーンで私グレート、ズッコケました。

だって、張り込みをしていて、ターゲットが現れたんですよ、しかも結構距離は離れている。にもかかわらず!!!!ターゲットを一切見ずに

濃厚なキスを・・・あらまー。

「あの状況では仕方なかった」、
「あの状況では仕方ないわね」と2人。

仕方がない?

あの状況では?

仕方がない?どどどどど、どの辺が仕方ない???

・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなことあるかーーーーいっ(笑)

ターゲットも見ずに濃厚キスですと?くーーーーーーーーーー、そんな張り込みなら、刑事はみんな気になる男女とペアになってしまうYOーーー(笑)。

ターゲットから距離は遠いし、別にキスのふりでよかったんですけど。妙に目立ってましたね。無駄に(爆)

 サイコパワーを使わない普通の人間&空手家ベガ

ベガはサイコパワーを使う設定はなく、空手使いです(笑)そして、ベガは誰にも倒せない。というわりに

あ、あのー

銃を持ってたら、誰でも簡単に
どこでも簡単に倒せそうですけどー(爆)

あの正拳突き、かなしくなりましたねー。
ストリートファイターを一通りプレイしたものは(泣)です。ベガは空手家かぁ・・・

 修業の成果ゼロ、教えがいの無い弟子チュンリー。

ゲンのもとで修業に励むチュンリー。そして、目隠しをして、石ころをつかむまでに成長しました。さらに波動拳(気功拳?)を使えるまでに。

なのに、修業がぜんぜん活きてません!!!

どどどっど、どうしたのやら、修業をしたのに、女幹部とのなんだか笑ってしまうようなトイレでの戦闘。洗面台から手を離しなさいよ!トイレの上を移動するチュンリー等など。ちょっと・・・です。

かと思えば、バルログをあっさり倒したり。と思っていたら、すぐ捕まったり。

そして、挙句の果てに、白い粉の入った袋をベガに食らわせ「うおーー、目が、目が見えないー」となっているところをウキウキしながら、波動拳で吹き飛ばし、

ベガの娘の目の前で首を折って勝利!!!

「あの子の心のケアをしてあげて」とチュンリー。

おぎょっ!
そのセリフ、正気ですか、チュンリー?

娘に見られないようにすればいいのに、わざわざ見ている目の前で180度回転させる首折り。父を目の前で殺されたから、ベガの娘にも私と同じ気持ちを味わえってことですか?

これは、もうなんとも言えないです(汗)
今までの修業も活きてないですし。今まで習ったことを全て発揮し、連続攻撃や父から教わった過去の技でも出しつつ勝てばいいのですが、あの白い粉の袋をぶつけた時点で相当弱ってるようですし、あの波動拳じゃなくても、突き落としたら終わりですよ(爆)

最後の最後まで盛り上がらない映画でした、はひぃ。

 とどめは液体窒素?師匠もですか(笑)

師匠も日々、技の鍛練はしていたのに、バイソン戦では、液体窒素でシューーーーーーーーーーー。ふぅ、やれやれです。あの波動拳みたいなのも使わないし、師匠も弟子もどうなってるんだ〜。

そんな映画でした。 ゲームを知っている人にはキツイ内容ですし、知ってない人もこの展開、そんなに楽しめませんよ(爆)

まぁ、ある意味、レジェンドでしたね(笑)

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