映画評論グレートシネマ

戦争系アクション映画!
ランボー4/最後の戦場

ランボー4、最後の戦場のDVD画像

【出演】 シルベスター・スタローン, ジュリー・ベンツ, ポール・シュルツ, マシュー・マースデン, グレアム・マクタビッシュ
【監督】 シルベスター・スタローン
【時間】 91分

【DVD販売】 2009年

【あらすじ】 強靭な肉体の奥に、不器用なまでに傷つきやすい純粋な魂を持ったヒーローは、国境や年代を超えた世界中の人々から愛され、スケールアップを重ねた“ランボー・シリーズ”は3作で全世界興行収入6億ドルを超えるスーパーヒット・シリーズ。

あれから20年。社会は情報化され劇的な進歩を遂げたが、各国でテロや内戦が激化。混迷の21世紀を生きる我々は、思わず問いかけずにはいられない。
「こんな時、ランボーならどうする?」

今こそあの男が必要だという時代の求めに応じて、遂にランボーが帰ってくる!しかしこれは過去の栄光を再現する「復活」では断じてない。再び戦場に現われたランボーが、己の怒りと戦いの歴史にカタをつける「決着」なのだ!

1人で見る映画。

この辺がおすすめアクション!
映画ランボー4は、面白いとか面白くないとかいうジャンルではないような映画な気がします。考えさせられるそんなシリーズランボー最新作。戦うことは避けられない、戦いの中でしか生きれらない定め、それがランボーですよ。

この辺が面白い

アクション映画の評論・感想

平和な日本には想像も
できない世界がここにある・・・

とにかく戦争物の映画なので、悪を倒して、爽快爽快、爽快マークッス。というわけにはいきません。人々を救出してもなんとも言えない余韻が残ってしまいます。

戦争はいけない、わかっちゃいるけど、やめられない。だって国のトップの力が率先してやってるんですから、さからえませーん。大いなる力の前には庶民の力など無に等しいのです(滝汗)

ランボーは、ある村を訪れるボランティア達にズバリ言います。

「平和ボケしたバカ供!
薬よりも武器を持ってこい!」

日本ならそうだよ、そうだよ、武器なんていけないよー。平和的に話し合いで解決できるよ。交渉しよう。

となるわけですが、この映画を見ていたら、

・・・「あ、武器じゃなきゃだめだ・・・。薬なんて二の次だ。」

と思ってしまうわけです。薬をもらって診療してもらって笑顔の村人達。やっぱり薬でよかったよかった。なんて思っていたら、次から次へとまるでゲームのように簡単に死んでいきます。

残酷というかなんというか、何をされても成すすべなし。武器があれば、村人全員が重火器を持ち、村の周りに堀を作り、見張りを24時間立てて、毎日戦闘訓練をしていれば、少しは対抗できるのに。

薬じゃだめだよ。もう、みんな死んでしまったよ・・・

話し合いなんてぬるいこと言ってたら、
生きたまま、首を跳ねられますがな(滝汗)

悪を倒すためには力が、正義を貫くためにも力がいるんですね、ランボーさん。市民を苦しめる世界の住人にも鉛の弾の鉄槌をお願いしまーすお願いしまーす。・・・まぁ、大いなる力の前には庶民が束になってもしょせん無力ですがががー(爆)

面白いとか面白くないとか、もはやそんな次元の映画ではないように思いました。見終わった後は、日本の平和さを痛感できます。ご飯を食べているときに意味もなく射殺されることも無いですし・・・

見終わった後は、何も言葉が出ず、ただ、スタッフロールを眺めて脱力してしまう、そんな戦争の生々しさが伝わってくるようでした。

 

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