【出演】 エミリー・ブラウニング, バネッサ・ハジェンズ, ジェイミー・チャン, カーラ・グギーノ, ジェナ・マローン
【監督】 ザック・スナイダー
【時間】 110分
【DVDレンタル開始】 2011年
【あらすじ】 映画『エンジェル・ウォーズ(原題: SUCKER PUNCH)』はある若い女性が暗い現実から逃避するために作り出した 鮮烈な想像の世界で繰り広げられる壮大なアクションファンタジー映画である。 彼女は時間や場所の境界線に捉われず思うままに動き回ることができる。
そして、鮮烈な想像の世界で繰り広げられる壮大なアドベンチャーの中で現実と想像の境目を見失う。 彼女は自身の意思とは裏腹にその世界に閉じ込められてしまうのだが、ベイビードールは生きて帰るという意思は捨てていなかった。
彼女は自由を求めて戦う事を決心する。 そしてその悲惨な運命と、彼女たちを捕らえているブルー、マダム・ゴースキー、そしてハイローラーの手から逃れるために4人の女性、 辛口な性格のロケット、ストリートスマートなブロンディー、恐ろしいほどに気高いアンバーと素っ気無い性格のスイートピーを集結させる。 ベイビードールを筆頭に4人の女性たちはバーチャル兵器を駆使してサムライや悪魔が襲いかかる幻想的な戦いに挑む。
ダンスの凄さをSFアクションで表現(笑)!
パッケージはSFアクション映画っぽいけど、違います。
内容は現代、精神科病棟内でミステリー&サスペンス、かな。
ちょっと変わった展開の映画。面白いですが、最後の感想は
やっぱり「えっ?結局何だったの?」ですね(笑)
この辺がおすすめアクション!
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ダンスのすごさをSFアクションで表現っっっ(笑)
この映画、DVDの説明やパッケージを見るとSFの世界のお話、と思う方もいるでしょう。ですが、そうでは無く現実世界、現代の病院内だけでストーリーは進んでいきます。
主人公がダンスを踊ると
アクションシーンに切り替わるっ!!!
ダンスのすごさ、ピンチになっている等々をアクションシーンで伝えようとしているわけですねー。はじめてのダンスで、巨大甲冑の侍が出てきて、それと戦ったりするのですが、ダンスと同時に違う世界にトリップしてしまうので、
はじめは
「あれ?いったい何?いきなりSFアクションに?」と思ってしまいます。
混乱がないように、
映画を見る前に、この部分だけは押さえておきましょう。
ダンスをすると!
そのすごさや主人公達のおかれた状況を表現するため
SFアクションシーンになる!!!ということを。
ダンスを見ている相手には、あのSFアクションシーンが見えているということで
す。すごいダンスだ!!!!!
こんなダンス見たことがない!!!
ということを表現しているわけです。料理漫画でいうところのオーバーリアクションですね。
主人公や彼女達のお客さんにダンスを見せると、SFの世界に突入。しかし、その度にストーリーはつながりが無し。
短編SFストーリーをいくつか入れて、アクションシーンを入れて想像の世界を盛り上げるわけです。
こういった趣向は非常に面白いと思います。
が!
これについてこれない方も多いのではないか、という事は感じました。
展開的には最後まで退屈せずに見えます。
面白い表現だけに、アートの世界に入ったような、なんというかファンタジーの世界に入ったといいましょうか。最後まで見たあとに、
「え?結局何だったの?」
という感想で終わってしまう人の方が多いかもしれません。
しかし、SFあり、アクションあり、映像クオリティーも高い、そしていろんなことがてんこ盛り。1映画で何映画分も楽しめるような遊び心は高く評価したいところです。
で、す、が!!!
オチを考えると総合的に「まずまず面白い」というところで落ち着きます。
面白いけれど、人にはおすすめしにくい映画です。
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