【出演】 ウェズリー・スナイプス, クリス・クリストファーソン, ジェシカ・ビール, ライアン・レイノルズ, パーカー・ポージー
【監督】 デヴィッド・S・ゴイヤー
【DVD販売】 2005年
【時間】 123分
【あらすじ】
ブレイドの最後の敵、それは史上最強にして不滅の起源者、ドラキュラ。人間とヴァンパイアの血を継ぐヴァンパイアハンター、ブレイド。自らに課された使命を背負い、ヴァンパイアから人類を守る孤独な戦いを続けるブレイドに、突然予想を超えた事態が襲い掛かる。それは、これまでに繰り広げられてきた数々の強敵との壮絶なバトルを凌駕する新たな敵の出現。その名はドレイク、ヴァンパイアたちによって4千年の眠りから目覚めたドラキュラの始祖。昼夜の街を自在に飛び回り、変幻自在の能力を兼ね備えた、まさに完璧な存在だった。
この辺がおすすめアクション映画 |
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この映画1、2、3とシリーズ通して見ました。話題作だったので一応全部レンタルしたのですが・・・さてさてこのブレイド3、面白いのかと言うと
ハッキリ言って、あんまり面白くない(汗)
何が面白くないかと言うと、メインであるはずのバンパイアとの戦いが超いまいちなのです。吸血鬼の皆さんは牙を出して「シャーーーーー!」「シャーーーー!!」と恐い顔をしますが、はてさてそれは一体何ですか?とツッコミたくなります!攻撃するよりもシャーーーーーと叫んでばかり。
吸血鬼なのに人間と変わらない!
ただ牙が生えてて、シャーー!!!と言うだけ・・・
ここマイナスですねー。はい、マイナスです。無理に吸血鬼にしなくてもよかったのでは。と思っちゃいます。シャーーーーー!はいいんですよ、ええ、シャーはね。ガンダム!!!
でも、内容的に3作目迄いったんだから人気作なわけですよね、この映画。
しっかり作ればもっと面白くなったんじゃないかなと残念、無念、ごくろうさんです。製作費70億もかけてるんだから。って、どこに70億かかったのかも謎です(苦笑)派手なCGがあるわけでも、大きな爆破シーンがあるわけでもなく。結構地味〜な映画ですよ。
ま、ま、ま、まさかあの吸血鬼を倒した後、火の粉になるCG加工技術が高価だったのでしょうか。・・・だったらその部分、カットでお願いしまーす。もっと、もっと別のところに予算使いましょうよ(泣)
今一歩足りない!ここからは
この映画のちょっと惜しい点を大公開(笑)
さぁーて、まず第一弾は主人公からいってみよー!
世界の果てまでー、いってキュー血鬼ーーー。
主人公の見せ場が、ナイトストーカー達(上の写真、左右の2人)に取られてます。ものの見事にとられてます。彼らが主人公でもよかったかも(苦笑)
特にガール&ちょいひげマン!!この二人目立ちすぎ!主人公は強いはずなのに、ひょんな事からあっさり警察官達に捕まってしまいます。おじいさんが命がけで「逃げろ!!!!ブレイドーーー!!!!!」
と叫んだ後、隠れ家を爆破します。命をかけたおじいさんの勇士。さぁ、早く、爆発の混乱に乗じて逃げるんだブレーーーーーイドーーーー!!!と叫びたくなるところです。
が!!!
おじおじおじ、おじーーーさーーーーん。ちょっとそれは無理だってーー。だって爆発のスイッチを押した瞬間に、すぐ目の前にいるブレイドに「逃げろー!!!!」ですよ。
もちろん、ブレイドは近くで爆発するもんだから逃げれません。逃げる時間もありませーん。もー、見てください、フラフラしちゃってますよーーー(汗)
てっきり吸血鬼パワーでビューーーンと逃げ切って、すごいぞブレイド、さすが吸血鬼ハンター!!!な展開と思っていたのに「うう〜」とか言いながらフラフラですもんね(汗)おじいさん、悪いけど、むむむむ、無駄死にー。もうちょっと落ち着いて、一休み一休み、ポチっとな。位の呼吸でお願いしま−す。
そして、警察官に捕まったブレードは麻酔薬撃たれてヘロヘロです。頭ぐわんぐわんしてます。もー駄目っぽいです。はやくも映画終了のニオイ!!!
そこへ唐突に助っと登場!!!
それがナイトストーカーなんですねー。かっこいいー!!!素敵(笑)!
ってな感じですよ。
助けてもらったのにお説教!
爆発でフラフラ、さらに捕まって注射でヘロヘロのブレイド。助けてもらった恩も忘れ、ナイトストーカー達に「お前達には無理だ。」的な事を言ってくれます。ちょっちょっちょーーーい、ちょいちょいなっ。アナタの方が「無理っぽいですよー」。超弱いんですから。もう少し吸血鬼パワーを使って暴れてくださいよー。
主人公は、もっともっと強く表現してほしかったです。刀でパトカーをすべて叩き切るとか。弾丸をすべてよけるとか。そこで見ている人をぐっと引きつける演出がこの映画には無いんですよー(泣)なんだか、ただ剣をちょっと使えるオヤジです(苦笑) 最後のシーン。寝転がってる姿がまさしくオヤジ・・・(笑)
人間と変わらない吸血鬼達!
ここも気になって仕方ないところです。人間たちは奴隷になってまで吸血鬼にしたがっています。つまり、それ程吸血鬼達は脅威なはずなのに。脅威なはずなのに、能力が人間と変わらず!!!そして、弱い!!!
パンチされたら「ウゲーーー」、キックされたら「ボッシャーーーン」と火の粉になっていきます。最後のボスだって、ちょっと頑張ったら別にブレイドじゃなくたってすぐ倒せますよね(汗)だって、あの矢じりの薬を銃に入れたりして、1発撃ち込んだら、ハイ終ーーーー了ーーーーー。
脅威性がまったく感じられません。弱すぎです。もっと雑魚(ザコ)でも銃を何発くらっても平気!パンチすれば壁を破壊できる!とか欲しかったですねー。「シャーーー!」ではちょっと・・・ 警官体を雑魚が何十人もけちらしていく等、すさまじいまでの驚異性を見せて欲しかった!
バンパイアの王なのに逃げる!そして、弱い!!
とにかく一番メインの敵が弱いんです。無理して復活させる意味が感じられない弱さです(苦笑)自分は強い!最強だ!のような事を言っているのに無抵抗なショップ店員を倒し、血を吸って「アイアムナンバーワーーーン」みたいに叫びます。ただ、この王はちょっと叫び方が違います。「シャーーー!!!」ではなくて「グオーーー(笑)」です!!!!!さっすが王、かっこいいーー(汗)
中盤、ブレイドと対峙、はやくも王と直接対決?
ついにその、もったいぶった力を見せてくれるのか?と思っていたら
吸血鬼の王は、猛ダッシュで逃げ出します!
壁を突き破って逃げます。ななな、なぜ?
「はははーーー、ブレイドー」、
「このーーー、待て待てー。捕まえちゃうゾーーー、王。」
みたいなノリなんですかねー。はたまた運動不足解消か。どっちにしてもマイナスポイントです。王の威厳なす・・・
もっとこう無敵の力でナイトストーカー&ブレイドを苦しめてほしかったですね。そして、最後にブレイドの【バンパイア側の力+人間との混血で奇跡】を起こして、最大パワーで倒す。みたいな。
ナイトストーカーのひげの人も、ちょっとマイナスでした。捕まって「俺はもうここまでか・・・」 と、がっくり絶望していれば、ブレイド達が助けにキターーーーー。と、多少は盛り上がるはずなんですが、
この男、緊張感のない無駄トーク多し。
時間稼ぎをする目的があるならともかく時間を稼ぐ必要性も無いのに無駄トークで相手を怒らし蹴られたり叩かれたりします。ななな、なんなんですかー。叩かれたい、縛りあげられたいなら他の作品ですよーーーーー(笑)
という具合のナイスな映画です。私グレート、おすすめはちょっと出来ませんが吸血鬼好きな人は見てもいいかもです。ん〜、微妙な映画です。
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