【出演】 テイラー・キッチュ、浅野忠信
ブルックリン・デッカー、アレキサンダー・スカルスガルド、リーアム・ニーソン
リアーナ、ジェシー・プレモンス、ハミッシュ・リンクレイター、グレゴリー・D・ガドソン
【監督】 ピーター・バーグ
【時間】 130分
【DVDレンタル開始】 2012年
【あらすじ】 ユニバーサル映画100周年記念超大作。ある日、ハワイ沖にアメリカや日本をはじめ各国の軍艦が集結し、大規模な合同軍事演習が行われようとしていた。血気盛んな米海軍の新人将校アレックスは、日本から参加した自衛艦艦長のナガタに激しいライバル心をむき出しにする。
そんな中、演習海域に正体不明の巨大な物体が出現する。さっそくアレックスの乗る駆逐艦とナガタの自衛艦、それにアレックスの兄ストーンが艦長を務めるサンプソン号の3隻が偵察に向かう。ところがその正体は、地球に飛来したエイリアンの母船だった。やがて母船は巨大なバリアを築き、人類はそこに閉じ込められた3隻以外に反撃の手段を失ってしまうのだった。
さすがトランスフォーマー制作のスタッフ陣、
映像に迫力あります!!
家族で見ても安心。
宇宙人は弱いですが、アクションシーンもそこそこ楽しめます。
この辺がおすすめアクション!
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宇宙人VS人間。
科学力は圧倒的に違いますが、
戦闘力は互角(笑)
ここ!ここが惜しい部分です。実に惜しい!!!
この映画、迫力はあるのです。
ミサイルが爆発するシーン、戦艦の鉄板が吹き飛ぶシーン、本物かと思ってしまう宇宙戦艦等々。CGなのか、模型なのかは分かりませんが
この映像クオリティーは
すごい、の一言です!!!
すごい!すごい。すごいぃぃ・・・・んですが、映像はね。
映像はすごいんですが、なにせ残念なところは
敵が弱すぎる、主人公に魅力無し、というこの2点でしょうか。実に惜しいです。宇宙からたった5隻でやって来る自信満々の宇宙人達。
どんな凄い科学兵器を持っているのか、とワクワクしていたのですが!
なんのことは無いちょっとすごい機能を持っている戦艦、といった感じでしょうか。確かに電子機器、レーダー類を全て無効化するというのはすごいのですが
自分達も電子機器類を使えません(笑)
なので、目視で相手を見てミサイルを打ち合います。せっかくのすごい武器も遠距離から打てず、接近戦なのです。
しかも、一番あいたたたーと驚いた部分は、危険と判断されないと武器が動かないセーフティー機能が宇宙人達にはついているのです。
この部分ですが、恐ろしい勢いで襲ってきた彼らですが、武器を手放す、大砲の向きを変える、それだけで後ろを向いて去っていきます。
一見、不気味に見えますが、目の前にいるのに帰っていく。
これはもー(苦笑)以外のなにものでもないでしょう。
今の今まで銃で攻撃していた人間が目の前にいるのに、銃を手放した瞬間、宇宙人は危険無しと判断するのですから。ファミコンゲームの敵キャラのような単調な思考です。
これなら私、グレートでも彼らに勝てそうです(笑)
そして、主人公がイケテない・・・
はじめは仕事もせず、ダラダラと過ごしている彼ですが、最後の方まで実力を発揮せず、船長として、リーダーとして魅力が無いのです。ただ、ただキレるばかり。
そして、あのセリフ
「艦長についていったら全滅するよ・・・」
というようなことを言われるのですが、まさにその通りでしたね(爆)
何も考えずに正面突破!それでは死ぬだけです。
この2点が非常に惜しい点でした。せっかくの凄い迫力のアクションシーンを危うくマイナスにしてしまうような勢いでした。
ストーリー構成はなんとかまとまりましたが、ご都合主義といいますか後半戦は、人間達の攻撃が全てクリティカルヒットでことごとく敵を看破します。
戦艦同士の戦いが他の映画にはあまり無い要素だったので、その点はアクション映画好きな方も楽しめる要因になるかもしれません。
バリア、超高性能ミサイル、電磁パルス、脅威になるものを破壊する自動攻撃マシン等、すごい兵器を満載していたにも関わらず、
戦いは実にアナログでした。
面白いように攻撃をクリティカルヒットさせる人間軍。もう少し宇宙人にも頑張って頂きたかった。ただ、ただ、それだけです。
科学力がすごいのに、地球に来る途中、衛星にぶち当たり一機、爆発してしまいます。それ位、避けてよ〜〜〜〜〜〜といろいろツッコミ所満載ですが、総合的に見て、まぁレンタルしても損はしないレベルの出来に仕上がっています。
科学の力に頼りすぎ、何もかもオートメーションにしてしまった結果が、宇宙人の最大の敗北原因だったと思います。光に弱いなら夜だけ行動した方がよかったのに。
途中の戦闘シーン、眩しい、敵が見えない。何故だ〜。という感じでしたね。そりゃ光苦手なんだから仕方ないよね(爆)
弱の宇宙人でもいい!そういう方ならこの映画、
高得点を叩き出すことでしょう。
ただ、見終わって思ったのですが、武器さえ持っていなければ宇宙人は攻撃をしてこなかったのではないか、とも思いました。オートメーション機能も、人間を絶滅させるようにはプログラムされていなかったようですし。未知との遭遇の際には、話し合いも重要かもしれませんね。
宇宙人の不気味さ、強力さを見せる、という点ではバトルシップ1隻で地球に来てほしかったです。そして、何度も何度も人間が知恵を絞ってミサイルを撃ち込み攻撃を繰り返す。
数回のバトルでようやく分厚い戦艦に穴が空き、白兵戦とミサイル攻撃でようやく撃破。しかし!たった1隻に海軍は壊滅してしまったこの戦艦の船員が援軍を要請しようとしていた、そして最後にここでそれを阻止しにダッシュする。という感じで。
兄が死んでも最後は、ヘラヘラしていた主人公に完敗です・・・
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