【出演】 ダコタ・ブルー・リチャーズ(西内まりや), ニコール・キッドマン(山口智子), フレディ・ハイモア(成海璃子), イアン・マッケラン(緒形拳), &ダニエル・クレイグ
【監督】 クリス・ワイツ
【時間】 113分
【製造販売】 2008年
【あらすじ】 運命は時に残酷である。命あるものすべてに危機をもたらす戦いの鍵に、たった12歳の少女を選んだのだから。
名はライラ・ベラクア。あなたの知らないもう一つの世界で、自らの運命を断ち切る旅に出る。手には真実を示す羅針盤、隣にはダイモンと呼ばれる彼女の分身。敵か味方かわからない大人たち、彼女を助ける奇妙だけど勇敢な仲間たち。ライラはまだ知らない。
期待ハズレの映画になったような気がします。
大人が見るには幼稚すぎる・・・
この辺がおすすめ!ファンタジー映画! |
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ど、ど、ど、どこをどうおすすめすればよいのか、
分かりませーん(爆)
・・・まぁ、しいて言うなら子供向け映画ですかねぇ。小学生位ならば派手に楽しめるでしょう(笑) しかし、最近のボーイ&ガールには物足りないような気も。
大人にはキツイ、キツすぎまっす。
どの位キツイかというと、アニメがきらいで見れば、逃げ出したくなるような大人にアニメを2時間強制的に見させる!という位きついですねー。
なんだか面白くなさそう・・・と思ったのは、開始わずか15分。
映画や漫画は、ははじめのつかみが肝心!なのに、その大事な冒頭シーンのやりとりがイマイチよく分からない。得意そうに話す主人公に、多くの人が?????とハテナマークがいっぱいになることでしょう。
ただ、救いとしては映画が2時間だった、ということです。これがもし3時間ならば、もう何も言うことはありません。必殺「早送りの刑」になっていたことでしょう。
この映画、テレビCMでは、ものすごく面白そうに見えました。
冒険あり、謎解きあり、壮大なストーリー・・・
毎度の事ながら、
見事な編集技術に泣かされました(滝汗)
面白くない物を、「面白そうなシーン」を集めて編集する。神業です・・・
これを、映画館で見るのはあまりにもキツイ。あまりの出来にスリープ、スリーパー、スリーピンガー!・・・そんな感じです(笑)
幼稚園児、もしくは小学3年生位の子供と一緒に見るなら、いいような気もします。残酷シーンもないですし。動物、くま、猿等、チョロチョロと動物も出てきますし、はぃー。
大人には幼稚すぎてキツイ映画でした・・・
ここって、どぅなの?ファンタジー映画。
小説の方が・・・なんていうお決まりのコメントはここでは一切ナッシングです。なにせ、グレート、映画の小説読みませんからーーーーーー(苦笑)
さてさて、ここからは、どうしてこの「ライラの冒険」の点数がこんなに低いのか、気になる部分をチェックチェーック。
■守護霊が役立たず!むしろいらない!!!
・・・って、これはもう致命的としかいいようがないですね(笑)
恐らくこの映画一番の特徴であろう
守護霊がちっとも活躍しない!
ここ、大きなマイナスポイントですねー。
なんか、ただのしゃべれる動物って感じです(汗)
何か魔法が使えるわけでもなく、すごい能力があるわけでもなく、まぁ、外国のファインタジー映画は、日本のゲームのように派手な魔法も必殺技もありませんけどどどどー(爆)
未だに世界観が「剣」と「魔法」、「船」ってどゆことー。
それはまぁ、小説通りなのでよしとして。
それよりも、最悪な事に
守護霊が死ぬと自分も死んでしまうのです!
これじゃあ、1人の方が絶対いいーーーーーーーー。だって、守護霊が、うっかり車にひかれちゃったら、自分もボシューーーーーって死んでしまうんですよ。
ルンルルンと、プールでお泳いでても、守護霊が溺れたら、自分も死にます。一緒に寝てて寝返りうったらプチって潰してしまうかもしれない!
自分が攻撃をかわしても、守護霊が喰らえば死す。
自分が元気でも守護霊が病弱だったら病死して自分も死す。
・・・こ、こんなのいらなーい(爆)
そりゃあ、何か、守護霊にすごい力があるなら、共に死すでもいいですよ。
でも、終始、チョロチョロしてるだけ、おしゃべりができるだけじゃ、ねぇ・・・
案の条、最後の戦いでも、人間が攻撃をかわしても、守護霊が攻撃をくらって共にボシューーーーと死んでます、どどど、どゆ事(滝汗)
主人公がジタバタ暴れても、守護霊の首をキュッと閉められると、
すぐダウン。・・・全然、ダメだ〜。
守護霊は弱点以外の何物でもない・・・
鎧熊ってのも、出てきますが、強さ的に、鎧を着た、ただの熊です(苦笑)あれじゃあ、銃を持った人間の方がはるかに強いです。でも、人間は何故か銃を撃ちません。 ・・・そう、撃てば一撃で倒してしまうから、それが恐いんです(笑)
鎧熊は、街人に騙されて飲んだくれてます。現、熊の王様もちょっとイタイキャラです。銃で撃っちゃえば一撃よ(爆)
ここで、守護霊を弁護するとすれば、最大の能力は
よき相談相手になってくれるってとこですかね。
これは、すごいぞー。何でも愚痴を聞いてくれる、どの服が似合うかしら、今日の晩ご飯は何にしようかしら、そうだ、守護霊に相談しましょ。って事ができるんです。すごーーーーーーーーーーーーーーーーーい(苦笑) ・・・ハァハァ。
中盤からは、守護霊達はどうしたことか、ほとんど目立ってないです。いるのかどうかも分からない(爆) 熊だけは分かりますよ、大きいし、結構画面に映ってたから。
それ以外の小さいのは小さすぎて影が薄い・・・
■守護霊を離されるのを何故か恐怖する子供達。何故?
みんなすごく嫌がってますけど、守護霊は切り離された方が絶対いいです。
「1」を見る限り、弱点にしかなってないですから(爆)
なぜ、いやがってるのか分かりません。友情というかそういった描写も薄いしですし、切り離されてもいいんじゃなーい、って感じです。その辺、説明不足。
■主人公、魅力なす。
主人公よ、ごめんなさい、ほんとにごめんなさい。
「知らない人についていったら行けない」と学校で習ってないんでしょうかねぇ。知らない婦人にホイホイついていって、「あの人嫌ーい、帰りたーい。」と駄々をコネ、終始、応援したい部分なし。
ピンチに果敢に立ち向かうこともなく、親友を助けに行くということもなく、飛行船に乗って遊びに行った先に、たまたま親友がとらえられていたというこの展開。
ライラ曰く
「助けに来たのよ、親友じゃない。助けに来るって言ったでしょ」
ですと?
えー、ライラさーーーーーん。
ウソはいけませんよ、ウソはー。アナタ、お父さんがオーロラ見に行くって言ってたから、「くーーー、私も、私もそれ見たーーーい、行きたーい。駄々コネたーい」って事であの地に向かってましたよね。
親友は、ライラが旅立った後にさらわれて、しかも、その事実は、かなり後で知りましたよねーーーーー。この、世渡り上手っ(苦笑) 手柄独り占め。映画見てて、あれれって思いましたよー。
その後も主人公の活躍、ほとんどなす。何しに行ったのやら。主人公なんだから、見せ場を作りなされ。
■タイトルが、黄金の羅針盤なのに、羅針盤はおまけ。
羅針盤・・・ 羅針盤ねぇ・・・
必要だったんですか、このストーリーに???
最後まで、この道具の重要性がイマイチ分からずじまい。説明もなし。
「あの子には使えないでしょ」 と某婦人。・・・って、すーぐ使いこなしてますよーーーーーーーーーー。使い方超簡単ー。やっぱり最近の子供も家電も使いやすくなくっちゃね(笑)
■ストーリーがイケてない。
救いようのない致命的一撃です・・・
正直、面白くなーーーーーーい。人気小説の世界観と羅針盤をとりあえず入れてみました。げっへっへ。これは、宣伝したら内容はともかく大ヒットするだわさ。って感じです。予想通り、大ヒットしましたか(汗)?
誰に大ヒットしたのやら・・・
レンタル屋さんでも、このDVD、山のように余ってます。
見事にハズしましたね・・・
ロードオブザリング、ハリーポッター等、1話目は、そこそこ楽しめました。そして、続編映画は、1話目はキリのいいところで終わります。2話目に繋げるためにも、知らない人を引き付けるにも、そういう作りになってるんです。
が!!!!!!
それが、ライラの冒険にはないんです。
中途半端で終わってしまいます。ブツっと終わるんですよ。お父さんはどこに行ったのやら。婦人はどこへ行ったのやら。ライラは何しに行ったのやらの展開に最後まで、盛り上がらず。
面白ければそれでもいいんですが、これでは、よほどのファンでないと続編見ませんよー。同じようなファンタジー、ナルニアよりもこちらが、少し下です。
私、グレートこの1話を見て落っ。
夏休み最後になりましたが、夏休みにはおすすめできませぬーぬー。一番、印象に残ったのは、やっぱり宣伝のラララライラ、ララララライラのかけ声ですねー。見て、1週間、内容が遠く霞みまっす。
案の定、ライラは2012年、現在でも続編は出てません。
当然といえば、当然ですか、ねぇ。
ラーイ、ラーイ、ライライライ、ラララ、ライラ。ラララ、ライラ。
ライラの冒険、黄金の羅針盤〜〜〜〜。
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